2010.11.16

京都市南区の東寺(五重の塔)の内側

おとついの話になります。

京都の観光行事として、東寺の五重の塔が一般公開されていたので、いってきました。

??

とお思いの方、外からではなく、内側を見ることができるのです。

五重の塔自体歴史が古く、現在の姿は江戸時代に再建された5代目だそうです。

そして、棟の真ん中に、どの柱とも繋がっていない柱があります。驚くべきことに土台の乗っかっているだけ。

これは、昔の人の叡智ですが、この柱が地震の際、他とは異なる方向にベクトルが働くため、

塔を支えているほかの柱と力を打ち消しあって、免震機能を果たしております。

頑丈に作るのだけではなく、力を打ち消すという発想。科学が発達していない時代、ものすごい発想ですね。

さらにひとつ。

古い話ですみませんが、火縄銃を貫通させない、昔の人の叡智をご存知ですか?

濡れた布を使うのです。

普通に考えて、硬いもの・丈夫なものを重ねて、貫通させないようにするのが普通です。

しかし、濡れた布だと、もともとのしなやかさと濡れることで強くなる布とのおかげで、

貫通しないそうです。

昔の人の知恵にびっくりさせられます。

その人たちが残していった、京都という街。もっと大事にしていきましょう。

せっかくの土台なので、無駄なく効率よく活用していきましょう。

というわけで、京都でテナントをお探しなら、是非テナントプラスをご利用下さい。

 

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