2010.12.25

ホワイトクリスマスと「府」と「県」の違い

京都の話ではありませんが、、、

神戸では、初雪みたいですね。とはいえ、積もるほどではないみたいですけれども。

京都も手袋しないで外出すると、凍るくらいの寒さで手が冷たくなります。

とてつもなく寒いクリスマスとなりました。

さて、今日の本題です。

皆様の中で、京都・大阪は「府」なのに、兵庫・滋賀等は「県」で表記されます。

ふと、疑問に思わなければ、気にもしないことですが、

都道府県の違いがわかる人、おられますか?

まず、「道」。これは、単純に、正式に日本の領土になった時期の問題で、

明治時代に呼ばれた「北海道」がそのまま残っている状況です。

あと、「都」。みやこと呼べるように、権力の集中したところをさします。

日本の場合は、全ての権力が終結した東京のみの付けられている状況です。

※大阪や名古屋が「都構想」を打ち立てておりますが、これは権力というよりかは、

政令指定都市を持つため、大阪府と大阪市が違う権力を持って行政を行っているため、

「都」にすることで、その無駄を省き、効率化を図るという計画が魂胆にあるようです。

「都」になると、大阪市は大阪区となり、特別行政区(東京23区)と同じ扱いになります。

で、「府」と「県」。

正直、機能的な違いはなんらありません。むしろ、昔は京都・大阪以外にもあったわけです。

基本的な分類として、

「府」…地方の中でも重要なエリアである場所

「県」…府以外のエリア

みたいです。

「重要」というのは、一体何が?と思われますが、結局のところ、その歴史でしょうか。

大阪は、豊臣秀吉時代以前より、商業の町として栄え、中央政権にとって無視できないエリアでした。

京都は、天皇が長い年月おられた由緒正しき場所として、崇められるエリアであり、

現在も天皇制を敷く日本国においては、無視などできないエリアです。

では奈良は?となりますが、奈良は歴史は古いものの、京都に遷都してからはたいした活躍ができず、

南北朝時代以後は歴史の表舞台からは消えてしまい、京都と対抗ができなくなってしまったからでしょうか。

意外と歴史の勉強にもなりますね。

京都にいると、歴史について勉強したくなります。

非常に、興味がひかれるものがたくさんありますから。

是非、皆さんも京都に来てくださいね。

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本日は、歴史好きな丸毛が担当しました。

 

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