2011.09.19
18日午前に発見された遺体は、行方不明だったJR北海道の社長でした。
確かに、北海道ではJRの事故がありました。
前代未聞といっていい、トンネル内の火災炎上事故。
確かに、JR側にヒューマンエラーもあったでしょうが、現地の車掌はじめ、対応が迅速にできたからこそ、死者が出ずにすんだのだと思います。
その他にもいろいろと重なったのだと思います。
この社長は、とにかくまじめで人からも好かれ、視野も広いタイプの人だそうです。
事故やトラブル、そして新幹線の誘致等も絡み、自分自身、がんじがらめになってしまったのでしょうか。
自殺直前まで、国交省への報告書をまとめたりしていたそうです。
一通り準備も終わり、報告し、指示を仰ぐ状態だと想像できます。
その段階まで、しっかりと職務を果たし、最後に選んだのが「死」。
死ぬことで、責任を果たすのが日本人の美徳にありますが、彼はそれを選びました。
しっかりと果たすべきことをしたうえで、自らの死で。
僕は、決して、死ぬことで責任を果たすことが正しいとは思いません。
でも、彼はやるべきことをした上で、さらに責任を果たすことを選びました。
今はただ、ただ、ご冥福をお祈り致します。
JR北海道の社員一同は、社長の気持ちを汲み取り、邁進していただければと、
素人ながら思いました。
本日は、丸毛が担当しました。