2011.09.21

台風情報「詳細はネットで」

今回の台風により、東京の交通機関が麻痺しています。

台風の情報は、随時インターネット上でも公開され続けました。

これって、はじめから分かるようなもんですが、、、

台風=強風・大雨という意識が低いのか、カッパではなく、傘しかなかったり、

仕事の都合やいろいろな理由はあると思いますが、交通機関の状態の把握も足りなかったり、

人が多く集まる分、だからこそ問題になるのかとおもいますが、、、

ただ一つ。

最近は、ネットが普及し、ほぼほとんどの家庭がなんらかの形でインターネットと関わっていますが、

地震や台風の際、「詳細はネットで」といわれた人はどう思うでしょうか。

家に、携帯やパソコンがあり、ネットが繋がるのであれば、今の状態は把握できます。

でも、停電になったり、そもそもネットがなかったりすると、その情報が途切れてしまいます。

ある避難勧告を受けた家族は、まさにその1人でした。

「避難情報をネットで公開しています。」

いや、だから!

どうやってその情報を知るんだよ!!

ラジオやテレビは不安定な電波状況、尚且つ、全体的なニュースはするものの地域的な情報はなし。

じゃあ、サイレンはというと、大雨や風により聞き取れない。

結局、その人は避難することはなく、家に留まりました。(家も無事だったようです)

誰もがネットを使っているというのは大間違い。

ない人もいれば使い方が分からないお年寄りもいます。

国が強制的に決めたインフラでない以上、国の機関がインターネットに依存するもの問題です。

(前もって断っておきますが、あくまでテレビの中で、その人がおっしゃた内容を聞いたその感想です。

ですので、事実がどうなのかは正確にはわかりませんが、

少なくともその人に避難勧告情報を伝えることが出来なかったのは国側の過失だと思います。)

※国の過失といいましたが、国の政策に否定するわけではなく、補償とかそういうのでもなく、

何か違う形でできないものか、災害時の対策を考えなくてはいけないのではないかという提案です。

ネットは確かに便利なツールですが、一番重要なのは、その地に住んでいる人のカンと経験です。

ネット社会といわれていますが、もともとはないものなのですから、

なくなったもいいように、自分自身も対応できるよう、意識を変えていきたいなぁ、って思いながら、

結局、このブログを書いているわけですから、ネット社会の一員ですね(笑)

本日は、丸毛が担当しました。

 

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