2011.11.09

京都の地場状況についての観測。

「京都」というブランドは、全国から見ても憧れの部類に入るかと思います。

しかし、ここでは、私が実際に感じた、商売をしていない、一般人の意見を参考に、

京都の地場の状況についての観測をまとめました。

【京都=観光】

地方に散らばる友人・親類・関係者からちらほら聞かれたイメージとして、

上記の京都=観光地というのがもっとも多かった意見です。

つまりは、決して商業立地やオフィス立地としての認知はかなり低いという感じ。

さらには、大学が多いため、「学生の街」。祇園等の繁華街のイメージも強く、「花街」。

また、イメージといえば、修学旅行生や遠足等の学生も多く、新京極商店街等がそれ向けのお店も多いですよね。

どうしても大阪や神戸に比べると、商業環境は弱い感じがします。

しかし、京都の魅力は、そんなイメージで測れるものではありません。

日本人は、古来より伝統を大切にしてきました。

また、「趣」というのも大切にしてきました。

賛否両論ありますが、京都市で屋外広告物条例が制定されたのも、

それらを守る為でもあります。

大阪や神戸のようなネオンがぎらぎらというのも都会といえますが、

都会にはない「雰囲気」が京都にはあります。

だからこそ、京都のブランド力が強いのだと思います。

だからこそ、繁華街より少し離れた場所にあるお店でも人気があったり繁盛したりします。

いわゆる、そういう街づくりが京都らしさであり、京都の武器でもあるのですね。

って、当たり前のことを差し障り無くまとめました(笑)

本日は、丸毛が担当しました。

 

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