2012.01.17
阪神淡路大震災。そして、東日本大震災。
中学生の頃、未曾有の大震災を経験しました。
友達を亡くし、親戚を亡くし、住んでいた家まで倒壊はしなかったものの住めない状態になりました。
近くの商店街では、朝の仕込みの時間とも重なり、火災が発生し、近所のガスタンクにまで火の手が伸びそうな状況です。
朝焼けの空に、真っ赤な明かりが見え、さらに不安を煽ります。
これが、私が経験した阪神淡路大震災の始まり。
それから、長い避難生活が始まりました。
今回の東日本大震災では、状況的には更にひどい状況でしょうか。
津波による被害、原発による被害。
家が無事なのに帰れない。帰れないから仕事もない。
現状でいうと、国の支援も無い。もしくは足りない。
もうすぐ1年がたとうとしているにも拘わらず、にです。
日本は震災が多い地域です。当然のように、阪神淡路大震災から今までにも多数の大震災がありました。
なぜ、それらの教訓を活かせられなかったのでしょうか。
救えた命もあったはずです。原発のリスクに対しても甘かったでしょう。
私が神戸の出身で、震災を経験し、本当に着の身着のまま非難し、一時的とはいえ寝る所もなく、ご飯もなく、
子供であった私でさえ、不安ですから、両親はもっと不安でしたでしょう。
でも。
神戸をはじめ、震災を経験した多くの街は、復興しました。
確かに「想定」を超える被害があったかもしれませんが、今回の大震災でも、
人々が協力し、助け合い、必ず復興すると信じています。
1.17→3.11
神戸出身の若者から東日本大震災被災者へのメッセージです。
本日は、丸毛が担当しました。