2012.05.28

生活保護の不正受給の波紋。

あるタレントの親族が、生活保護を受けていた問題。そもそもの問題はなんなのでしょうか。

まず、前提として、多額の収入が少なからずあり、支援できる状態でありながら不正に受給を受けていた人も、

収入があるにも関わらず、支援をしなかったそのタレントも、

不正受給に気付かず、長年支給を続けていた行政も、みんな悪い。

今回はある有名なタレントであったため、話題にもなりここまでの波紋となりましたが、

そもそも、今回の件で終わりではないはずです。

まだまだ氷山の一角ですし、一般の方も似たようなケースは多数あります。

不正受給していた事実は変わりませんし、タレントである以上、名前が出され、追求されるのも仕方ないでしょうが、

なんか、今回のこのタレントだけの追求で終わってしまいそうな気がしてなりません。

もし、もしですよ?

今回の件だけで何も変わらないのであれば、まったくなんの意味もなく、ある特定の個人を公共の電波を使って追い込んだ(言葉は悪いですが、ツイッターでの個人特定やテレビ等のマスコミによる行為をいうのであって、不正受給が悪いことには変わりません)だけで終わります。

これを機に、

生活保護を、本当の生活に困っている人へ提供できるようにすべきですし、

不正受給している人は多数いることでしょう。

そもそも、年金をもらうよりも生活保護のほうが収入が多いのも間違っているでしょう。

年金もほとんどもらえず、生活に貧窮し、生活保護の申請をしたものの、まったく受け入れられなかった人を知っていますか?

そのため、たった500円のために窃盗を働いたお年寄りがいたことをご存知ですか?

しっかりと年金を支払ってきて、なのに対した金額を受け取れず、年金があるからとの理由で、生活保護を受けられなくなり、

生活が破たんし、餓死した人を知っていますか?

こんな制度があると、年金なんてばかばかしくて支払えませんよ。

年金をもらうよりも、仕事も年金も何もない人のほうが収入がいいのですから。

最低限の金額の見直しや支給基準の改定。

行政も今回を機に、しっかりと見直しをすべきです。

莫大な数かも知れませんが、1件1件をしっかりと調査し、抜き打ちで家に行くべきですし、行動も確認できる範囲でする。

そうまでしないと不正受給はなくならないと思います。

国や行政に絡む話なので、僕がとやかくいうことではないですが、

仕事柄、野心が高く、志が高く、店舗運営や会社運営をやられる皆様と毎日お会いしているので、

そのような人たちが将来的に苦しむことがないようにしてほしいですね。

本日は、丸毛が担当しました。

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