2012.05.30

東京電力の値上げ騒動。自社のボーナスも利用者負担?

ちょっとヤフーニュースっぽいタイトルにしてみました。どうですか?

現在、国からの出資を上、経営の見直しを図っている東京電力ですが、

今年の冬・来年度分の合計3回分のボーナスを電気代値上げの中に試算しているとのこと。

一般的な感覚でいえば、事実上、経営がなりたたないため、公的資金の援助を受けている立場で、

なぜボーナスの話がでるのかがわからないのですが、、、

確かに現場で頑張っている人もいますし、それぞれ仕事をしっかりとこなしていることと思います。

しかし、会社として方向性が間違っていると思います。

公的資金=税金。これは国民が支払っているもの。

簡単にいうと、税金をもらい、経営再建中で、再建案の中で電気代の値上げの話が出た、と。

そして、賠償金や火力発電の燃料費の増加、そしてボーナスまで入れたもので電気代を試算し、

値上げを要求。

しかも、選べる権利のない一般利用者に対し、一方的に。

とまぁ、ニュース等から読み取れる内容は上記のような感じですか?

すべてのニュースやブログ等が正しいとは限りませんので、上記のことが正しいかどうかもわかりません。

あくまで感覚の話ですが、もし、これが事実だとすれば、、

公的資金の返金・賠償金・社員のボーナス・維持費を、利用者から巻き上げる

ととらえられても仕方ないかなと思います。

値上げをしなければならないのであれば、しっかりと説明をすべきです。

社内の整理も進め、利用者が納得いく形にすべきです。

ボーナスとは、利益が出た時に頂くもの。

他の企業で赤字なのにボーナスを奮発する余裕のある企業なんてありますか?

賠償金についても、社内の整理により、出た差額分で対応すべきです。

会社の利益が利用者からの電気代なので、難しいですが、

値上げによって対応するのは筋違いですし、賠償金を受ける人にも失礼だと感じます。

とまぁ、持論を展開してみましたが、関西電力でも似たようなことがないとは当然言えませんし、

楽観視できません。

この騒動。どのようになっていくのか、ある意味楽しみです。

本日は、丸毛が担当しました。

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