2012.06.05

障害者用駐車場の取り扱い。

先日訳あって、半身不随(車イス)の人と一緒に買い物に行く機会がありました。

今まで、まったく考えたこともないのですが、いざそういう人と一緒になると、いろいろなところで障害を感じます。

ちょっとした段差、「えぇ、こんな数ミリ程度の段差??」と思う位の段差でも車いすは引っかかります。

また、階段などは当然大変なのは想像通りですが、予想以上に大変なのが、ドアの開閉。

車いすもコンパクトなんですが、それでも狭い廊下等で、押ドア・引ドアがあると、ものすごく大変でした。

当然、車の乗り降りも、これもやってみないとわからないと思いますが、ものすごく大変です。

車から降りる(ドア全開)→車イスを出す(ハッチバック全開)→車イスに乗せる(ドア全開)。。。

車によっては、スライド等もあるでしょうが、事故や病気で障害が残った人の家族は、

車なんてすぐに買い替えることもできないですし、

ましてや、そんなお金もどこにあるの?という人も多いですし、上記の苦労が付きまといます。

スーパー等では障害者用の駐車場もあり、周りを気にせず、ドア全開や乗り降りができます。

と、ここでやっと本題です。

先日は、もう、実名を出しますが、イオンモール京都ハナへ行ってきたわけです。

平面駐車場に、数台ほどの障害者専用駐車場があるわけですが、これがひどい。

明らかに健常者の人(妊婦でもない人)がそこに停めている。

というのも、たいがい障害者用駐車場は、モールの入り口等に近い場所にあり、

みんなが停めるのでしょう。

実際に、障害者の人が利用したくてもできない現実。

自分さえよければ、と思う人が多いということなのか、誰が悪いかは別として、

結局普通に駐車しました。

停めたあとの動作は同じですので、当然乗る時も同じ。

ドアが完全に開かないと座らせることもできないので、一度車を出して、車道で作業。

慣れていないのと、普通にしても時間がかかるため、周りの視線も大変でした。

建物内はそんなに苦労はありませんでした。

EVを待つのが大変なくらいで、店の出入りも食品関係のお店も大した苦労はありませんでした。

まぁ、障害者用トイレを健常者が利用しているのも問題だと感じましたが。。。

少なくとも、このブログを読まれた方は、決して停めないようにしましょうね。

本当に、車いすの人や妊婦の人等は、乗り降りが大変なんですから。

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