2013.03.05

「いただきます」の意味。

私たちは生きるために、食べなければなりません。そして、そこには「消えた」命があることを忘れてはいけません。

普段、テナントの仲介ということで、飲食店の仲介も当然させていただいております。

消費者からすれば、お金をかけておいしいものを頂くだけの世界ですが、普段食卓に並ぶ食材も飲食店に並ぶ料理の数々も、それまで生きてきた生き物や植物を食べているのです。

とある高校で、こんな授業がありました。

鶏をひよこの頃から育てて、そして最後に自らの手で殺し、食す。

簡単にいうとこんな感じですが、実はものすごい世界だと思います。

上手くご飯を食べられないひよこ。それを手塩を掛けて上手く食べさせて育てる。

でも、数ヵ月後には自らの手で一生懸命育てたその鶏を殺さなくてはならない。

そうして、「命」の大切さを学ばせる授業だそうです。

すみません。

私にはできないようです。耐えられそうにないです。

想像だけで、そう思ってしまう世界なんです。

だからこそ、私はご飯を頂く際は、必ず両手を合わせて「いただきます」といいます。

それはどんな食べ物でも。どんな場所でも。どんな時でも。

そういう気持ちってものすごく大切ですよね。

命の大切さを学ばせる授業は、当然賛否両論あると思いますが、ものすごく大事なことだと思います。

自分たちが親になって、子供を育てるときにも、きっと役にたつと思います。

最近ニュースで人を刺したり殺したりというニュースをよく耳にしますが、根本からの教育が必要な気がしてなりません。

まずは身近なところから。

「いただきます」の意味を、しっかり理解することから始めるのもいいかもしれませんね。

本日は、丸毛が担当しました。

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