2013.08.28

記録の先にあるもの。

野球の話です。ヤクルトのバレンティン選手がついに50号の大台に到達しました。

今までも、日本人の誇る王選手の55本近くになると、露骨な敬遠が行われ、ついに超えることは有りませんでした。

これにはいろいろと賛否両論あります。

しかし、私としては、最後の試合まで、正々堂々と試合をして、必要のない敬遠をせず、それでホームランの新記録が出るのであれば非常に価値の有る記録だと思います。

かつて、甲子園で松居選手の5打席連続敬遠の際は、ものすごい非難をした人たちの中にも、プロ野球ではホームラン記録が超えられないための露骨な敬遠は指示する人もいるそうです。

教育の一環の甲子園と、お金をもらうプロとの違いはもちろんあります。

プロの場合、名誉もあるでしょうし、日本人じゃない人が日本記録を打ち立てることに抵抗があるのも理解できます。

ただ、これだけグローバルな状況で、日本人も外国人もないでしょうし、日本人と外国人との差を埋められない「違い」も理解しているでしょうし、記録は塗り替えるためにあるのであれば、日本人が新記録を塗りかえればいいだけのことのように感じます。まぁ、そんなに簡単ではないですが。。。

記録だけを目的とするのか、記録を守る事なのか、その試合に勝つことが重要なのか、若しくはその全てなのか。

今後も消えることのない記録更新への論議。

スポーツは、盛り上がれば盛り上げるほど、経済への影響もあります。

記録に挑戦できるごくわずかの限られた人ですので、私は私なりに期待しながら見守りたいと思います。

本日は、丸毛が担当しました。

こちらもおすすめ