2013.12.12
「音」っていうのは、生まれた場所や肌の色や思想にとらわれず、この世で最も公平なもののひとつです。
もちろん、感じ方はそれぞれです。好きかどうかもそれぞれです。
でも、どんなに劣悪な環境であっても、スラム街であっても、「音」を奏でることはできます。
先日、とあるスラム街の話がありました。
主人公は、ボランティアとして、ゴミのリサイクルの指導や環境整備として、そのスラム街に来ている学生です。
そのスラム街は、ゴミから物を広い、生計を立てている人が多く住んでいるエリアです。
もちろん、まともな教育等望めず、そのため、どんなに指導しても、掃除をしても、リサイクル等根づきません。
ボランティア団体は、そのスラム街からの撤退を決めました。
しかし、学生は残ります。
そして、ゴミから楽器を作り、子供たちに指導しました。
その「音」に興味をもった子どもたちは、生きる環境が変わっていきます。
最初は反対していた大人たちも、そんな子供たちをみて、心が変わり始めます。
そして、海外で公演できるくらいにまでなりました。
…
ものすごく、かいつまんで説明したので、なかなか伝わりにくいですが、
「ゴミ」が「楽器」に変わり、人の心さえも変える。
こんな素晴らしいリサイクルはないと思います。
普段何気なく出しているゴミですが、ある意味、考えさせられる話でした。
本日は、丸毛が担当しました。