2014.03.17

卒業シーズン。新しい門出。

3月も半ばになり、公立中学の卒業式も終わったようで、繁華街は若者たちで賑わっています。

大学進学や高校進学、就職する人等、これからいろいろな出会いと別れ、経験を積んでいくことになると思います。

社会に飛び出し、理想と現実に悩まされることも多いと思いますし、中学から高校、高校から大学へ進学する人にとっても、勉強のレベルが急激に変わったり、より専門的な知識を学ぶ場になるかと思います。

意気揚々と気合いを入れて4月から頑張っても、5月の半ばには脱落する人も多数見かけます。

でも、それが現実です。

人生の中で、いかにいい大学に進み、いい会社に就職し、社内の競争にも勝ち、出世していく。

ごく一般的な競争社会だと思いますが、当然、そこには「脱落する人」も多いと思います。

私が、以前、学習塾で働いていたとき、生徒たちに話したことを思い出します。

希望の公立高校に落ちた生徒もいたし、そもそも、なんとか私立高校に行けた生徒もいました。

当然、その中には、偏差値の高い進学校に合格した生徒もいます。

「今、見えているものがすべてではない。高校や大学に行くのは、今見えているものをより広げて、本当に自分がしたいことを探す時間です。だから、高校に進学しなくても、大学へ行かなくても、決してそれは負け組なんかじゃない。たとえ給料が低くても、どんなに生活が苦しくても、自分が必死になって打ち込めるものを見つけることができれば、それが勝ち組なんです。年収1000万円を超えたいという夢をかなえたいのであれば、その夢に向かって進めばいい。漫画家やミュージシャン、芸能人になりたいという夢を追いかけて、必死にもがき苦しみ、かなえることやあきらめることもいい経験なんです。たとえ失敗しても、それは決して負け組じゃない。必死に頑張ってかなえられなかった経験は、他の人にはできない経験です。確かに才能がなかった、だから夢を叶えられなかった。でもそれは、ほんの些細なことであって、自分自身を否定することではない。その経験は、大人になっていく過程で、必ず役に立ちます。いいですか。競争から脱落した=負け組じゃなくて、挑戦しなかった、最初からあきらめた=負け組です。今、この場には、いろいろな生徒がいます。希望する高校に受からなかった人や希望をかなえた人。でも、さっき話したように、これからどうするかが重要です。いい大学に進みたいという夢を持ち続け、頑張る人もいれば、正直希望する高校じゃないけれど、そこから巻き返すと頑張るのもいい、逆にバイクや音楽にのめりこんで、高校中退とかなる人もいるかもしれないけれど、それならば必死にその世界で生きていけるように頑張ればいい。いいですか。生きていくうえで、死にたいと思うことなんて山ほどあるのが大人の社会。でも、それを乗り越えるだけの経験を、皆さんはこれから積んでいきます。みなさんは、高校受験に挑戦しました。その結果、受かった人や受からなかった人がいます。でも、それは決して負け組ではない。この経験は、将来にも必ず繋がります。みなさんはまだ若い。だからこそ、落胆なんてしてる暇はありませんよ。次のステップは、自分が大きくなるための経験を積むことです。安い言葉ですが、みなさん、頑張ってください。」

はっ!思い出しながら打ち込んでいたら、ものすごい長い文章になっていました(笑)

よくよく考えると、塾講師のくせに、希望の高校の受験失敗させてるわけですから、それはそれで、、、

さて、あえて改行もせず、羅列していますが、これは大人になった今でも同じ。

お店を開きたい。会社を作りたい。そして、大きくしたい。

そのためには、挫折や失敗の連続、ましてや成功なんて指で数えるくらいしかないかもしれないけど、どうやって乗り越えていくか。実はそれは学生時代や若い時の経験がヒントになることも多いと思います。

私たちは、単にテナントの仲介という仕事ですが、そんな皆様の夢をかなえるお手伝いをしていますし、もちろん、成功してほしいと願い、仕事をしています。

だからこそ、なんでも相談してください。話していくうちに、何か見えてくるかもしれません。

まだまだ先かも知れないけれど、いつかは独立したい、という人でも結構です。まずは行動してみましょう!

本日は、丸毛が担当しました。

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