2014.07.07

リスクヘッジじゃなく、リスクを選択する事。

普段の営業活動や生活において、いろいろなリスクが存在します。

例えば、「もし、○○したら、○○になるかもしれない」ということ。車の運転等ではよく言われる「かもしれない」というのが、「だから●●しよう」といういわゆるリスクヘッジにつながります。

常にリスクヘッジをすることは、安全・安心の大元ですし、大変重要なことですが、時には勝負が必要なタイミングもあります。

これは、あくまでギャンブルのような要素ではなく、綿密な計算と思考に基づく「賭け」です。

ここぞの一番で、大勝負にでる必要性ともいえます。

今回のブラジルW杯のオランダ対コスタリカ戦。押しに押すオランダの猛攻を全員守備で必死に守り、ついに延長戦に突入。それでも勝敗は決まらず、誰もがPK勝負になると思う時間帯:延長後半のアディショナルタイム(昔で言うロスタイム)にオランダはなんとゴールキーパーを交代します。

試合中にゴールキーパーを交代するのは、相手を侮辱する行為やそのゴールキーパーを信用していないというのにつながるらしく、あまり行われることはありませんが、今回は明らかにPK戦を見据えた措置。

これは、誰が見てもあえてリスクを選択したように見えます。

しかし、結果としてこれが功を奏し、PKを2本止めたオランダが勝利しました。

もちろん、万が一負けてしまう事になれば、ゴールキーパーの変更を指示した監督への批判は免れません。もちろん、それも含めての采配です。

何をリスクとするかにもよりますが、結果が伴わない場合のフォローも当然大切です。

しかし、今重要なのは、結果を出すこと。

その結果を出すために、何をしなければならないのか、を判断する事。

そのためには、何をリスクとし、いかに攻勢に出れるかを考えること。

リスクヘッジしすぎると、身動きが取れなくなります。

難しいと言えば難しいのですが、経験と勘がものをいいそうですね。

そして何より、オランダが勝ったので、私のベスト4予想も当りました(笑)

さて、準決勝。

ブラジル対ドイツ。オランダ対アルゼンチン。

ものすごく、楽しみでハイレベルな試合になりそうです。

エースネイマール選手を怪我で欠き、キャプテンも出場しないブラジルと、常に総合力と適応力で勝ち続けてきたドイツ。

最強の3選手を率いて、5バックながら攻勢をかけるオランダとエースメッシ率いる、抜群の攻撃力と安定力を誇るアルゼンチン。

個人的な予想(そろそろ外れますかね)。。。

む、難しい。めっちゃ難しい。。。

個人的には、ドイツとオランダが好きなので、この2チームには残ってほしい。

でも、地元の熱烈なプレッシャーの中勝ち続けてきたブラジルも、優勝を狙うアルゼンチンも、決して劣らない。

何も賭けていないので、特にリスクも何も無いのですが、リスクを犯して最終判断!

決勝は、「ドイツ対オランダ」。

さて、あたるのかどうか。お楽しみに♪

本日は、丸毛が担当しました。

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