2014.08.19

熱闘、甲子園。

今年も甲子園、暑い試合が続いています。

だいぶ試合も進んだ段階ではありますが、やはり夏は甲子園。

毎試合見れるわけではないので、もっぱら夜の熱闘甲子園頼みですが、好プレーも多く、感動的な試合が続いています。

試合内容の詳細は、テレビにまかせるとして、、、

今回の話題は、「超遅球」「点差の開いた時の盗塁」についてです。

個人名や特定のチームについては、あえて触れませんが、この2つについてメディアを中心に話題になっています。

が、、、

正直、問題になることとは思えないことで、なぜ話題になるのか。が疑問です。

プロ野球では、「点差の開いた時の盗塁」は侮辱行為に当るそうですが、ルールブックに載っていることでもなく、暗黙の了解というもの。

明確に何点差だったらだめとか、決まっているわけではないようです。

で、完全トーナメントで、負ければ終わりの世界で、点差なんて何点差であろうが逆転される可能性があるわけで、

何点差があったとしても、決してそれが侮辱行為になるとは思えません。

誰かが言っていましたが、点差が開いた時の盗塁がダメであれば、点差が開いていれば、「打席で打つな」「真ん中以外投げるな」「正面のボール以外取るな」ということになりませんか?

点差が開いているからって、盗塁されるほうに問題はないのですか?

そのためにコールドゲームというルールがあるわけですよね?

コールドが適応されない試合であれば、暗黙のルールも排除すべきではないのでしょうか。

今回のケースで、侮辱だと言っている人は、

例えば、10-0で勝っているチームが9回表で盗塁をしたとして、問題があるという人は、、、

明確な基準のないものを高校生に求めるのは間違っていると思います。

プロでさえ定義が明確でないのに、負ければ終わりの甲子園でなぜそれを求めるのか。

どんなことがあっても、全力プレーをすべきなのに、盗塁するなというのは、手を抜けということか。

走れるときに走らないのは、それこそ相手を侮辱している行為だと思います。

この暗黙の了解は、決して甲子園で適応されるべきではありません。

また、超遅球に関しても同じ。

何が問題なのか、逆に教えてほしい。

50キロのスローボールを投げることに、一体何が問題なのか。

問題だという人は、遅い球を投げる人は甲子園で投げるな、ということでしょうか。

現実的にないとは思いますが、50キロ~80キロ位のスピードしかなく、でも多彩な変化球と完璧なコントロールで試合を作るピッチャーが現れたら、その人たちは、どういうのでしょうか。試合で投げるなというのでしょうか。

「そんなことありえない」という人もいるでしょう。

でも、「絶対にありえない」なんて、誰が言えますか?

遅い球を投げるのも、それを打つのも、非常に技術力の必要なことです。

野球の発展には、重要なことだと思います。

高校野球は、負ければ終わる、そういう大会です。

だからこそ、いろんな人が、自分の出身地の出場チームを応援し、そして感動します。

ネットや新聞等でいろいろと問題という形になっていますが、そんなことで盛り上がるより、実際に試合をみて盛り上がりましょうよ。

プロよりもうまいと思ってしまう好プレーも多いですし、ファイトあふれる試合がほんとに多いです。

純粋に試合を楽しみ、結果に一喜一憂し、予想して楽しむのも有りだと思います。

私が一番記憶に残っているのは、市和歌山高校の12回裏の最後の守備。

精一杯戦った結果ですし、誰も責めることもないですし、もちろん責める権利もないですし、それまでのプレーも含めて好プレーも多かった。

そういった意味で、ものすごく記憶に残りますし、頑張った証だと思いますし、いろんな思いがあるとは思いますが、良い思い出として、そして、これからの人生の糧として頑張ってほしいです。

まだまだ続く熱戦。

ワールドカップの優勝チームを当てた私の予想は、開幕試合早々にして崩れ去りました(笑)。

関西なので、やっぱり大阪桐蔭を応援していきたいと思います。

本日は、丸毛が担当しました。

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