2014.09.10
最近、「事故物件特集」やら「不動産営業手腕」といったテレビの特集がありますね。
特に、「ネットにある物件はもう無い」とか「ネットの物件はおとり」とかいうのを言っているようでした。
まるで、不動産屋はそういうもの、や業界全体の常識、みたいになっているのが気になりました。
さすがに、、、テレビでそんなことを言われると、この業界の人間として、かなり心苦しいです。
テレビでそう言われると、それがスタンダードになるのがこの世の中です。
大半の不動産会社はまじめに仕事に取り組み、真摯に対応し、クレーム対応や家賃滞納処理等を行っています。
以前見た番組では、お客様によって名刺(名前の違うダミー)を使い分ける、といった手腕があるとおっしゃっていました。
だから!!!
それがスタンダードになってしまうのも困りものなわけです。
当社のHPも、物件を掲載しています。
正直、結構な数があるので、全てを当日更新なんて現実的に無理です。
しかし、できる限り新鮮な情報を公開しようと努力をしています。
意図的に、お客様勧誘のために、決まっている物件を掲載する事はありません。
※当社の空室確認が遅く、処理が遅れた場合は申し訳ございません。
当然、名刺の使い分けもしません。
営業マンの手腕によるとは思いますが、物件の見せ方とかはテクニックだとおもいます。
時間をかけず、効率よく回るのもテクニックですし、ここが勝負と見込んで、時間をかけて物件を回るのもテクニック。それは営業であればだれもが持っているもので、ごく普通のことだと思います。
たまたまテレビを見ていた親にテレビの内容を聞かされ、不動産業界ってそういうもの?と言われたのがきっかけで今回の投稿となりました。
私の知っている限り、当社を含めて、決まっている物件をそのまま放置して更新していないケースが他社であったりしますが、あるとしてもそのレベルで、どの会社もどの同業者も、故意の集客のために決まっている物件を掲載している様子はありません。
昔はなんやかんやでダークな業界といわれていたようですが、今は至って普通のクリーンな取引です。
その当りは、私たちの人となりを見てご判断くださればと思います。
テナント仲介という世間的にはニッチな業界だと言われますが、ニーズがあるのはもちろんのこと、より専門的な知識や提案力の必要とする業界です。
簡単にあれこれ紹介するだけでなく、その立地がどうなのか、どれくらいの席数が取れそうか、また、客単価どれくらいか、看板はどんな感じか、前の人通りはどうか、周りの同業種の状況はどうか等、できうる限りの情報をもって案内に行かせていただいています。
実際に、お店を開かれて、成功する・しないはお客様自身になりますので、あくまでそのお手伝いといった状況ですが、だからこそ、専門的なことは除いて必要なことは調べてでもお伝えしています。
私たちも人間ですので、ヒューマンエラーや単純なミス、いわゆるポカをやらかすこともあるでしょう。
でも基本的には上記の通りの考えをもって、仲介という仕事をさせていただいております。
各営業によって、考え方や方法などは違うことはありますが、根本は同じです。
私たちの考えが少しでも伝わればと思います。
本日は、丸毛が担当しました。