2014.09.11
点を取ってはとられて、取ってはとられて、結局引き分けで終わりました。
私は専門家ではないので、完全に一個人の意見です。どうか、気になる方はお流しください。
まず、南アフリカワールドカップの4バックと今の4バックとの違い。
まず、南アフリカワールドカップでの4試合が2失点しかしていないから、あのときの方が優秀だというのは間違いで、阿部選手をアンカーに置くスタイル以前の4連敗中の失点は、4試合で9失点です。
また、大会本番は、いわゆるドン引き状態(完全に引いて守るサッカー)スタイルでしたので、カウンターメインでした。これがはまって決勝トーナメントに進めました。
ただ、ここには本田選手の覚醒もあったからだと思います。フリーキックもそうですし、得点力センスもそう。少ない人数で攻めて点が取れたからこそ、価値があったと思います。
さて、今回の2試合に行く前に、ザックジャパンのワールドカップ出場決定(アジア予選終了)後の試合と失点数をみると、20試合で39失点(計算間違っていたらすみません)。
そして今回の試合で2試合で計4失点。
平均値でしかないため、強豪等は加味していませんが、南アフリカワールドカップ前の状況から、さほど変わっていません。
ということは、つまりはさほど成長していないとも言えます。
また、ディフィンスラインの役割も昔よりも多くなっていることが原因かも知れません。
上記は、あくまで数字上ですので、この2試合はほぼミスからの失点ですので、違う意味で向上しているのではないかと考えます。
ただ、もっと根本的な問題もありそうです。
まず、簡単にシュートを打たれるマークの弱さ。海外の選手は、ミドルシュートでも強烈でそれが決まってしまいます。あと、単純なパスミス。
視野がせまいとかそういった問題じゃなくて、単純にJリーグが海外レベルにまで至っていない証拠なのではないかと思ってしまいました。(まぁ、海外でプレーする選手もパスミスしていますが、、、)
相手選手の寄せ方が日本と違うこと、すなわち、パスレンジが違うのだと思います。
また、シュートをうつタイミングがJリーグとは違う事。
今回選出されたJリーガーたちには、良い経験になったと思いますし、これを機にもっともっと成長してほしいです。
あと、攻撃について。
3トップが日本のスタイルに合うかどうかは、あと数試合は確認が必要だと思います。
本田選手の右ウイング。これがしっくりくるかどうかで、結構将来を占いそうな気もしますし、所属のACミランでも結果を出すことが、そのまま攻撃力を増す要因になりそうです。
つまりは、変にインサイドハーフ等におかず、右ウイングで固定するのも有りだと思います。
それでだめであれば、岡崎選手や他の選手もいるわけですし。
また、トップ下が無くなったことで、本田選手に集まっていたボールがだいぶ散らばった感じがします。
これはこれで結構いい意味をなしていて、マークがきつい本田選手でなく、おとついの試合でいうと、武藤選手や柴崎選手といったまだマークされていない選手が点を取ったことは、本田選手の動きも影響していると思います。
あとは、香川選手がどこで使われるかでしょうか。
古巣ドルトムントに復帰し、結果を出すことがあれば、日本代表にも当然選ばれると思います。
でも、香川選手の得意とするトップ下はない。でも、トップ下がお気に入りだった本田選手は、所属チームでも右ウイングを任されたことで、違う生き方が見えた。そこが香川選手と本田選手の違いのような気もします。
出るとすれば、左ウイングになるでしょうか。そうなると、また熾烈なポジション争いが進むわけで。
攻撃的な選手は、結構それってきているので、あとは戦術にはまるかどうか。
もしくは、オプションとして、トップ下のあるシステムを使うのか等、まだまだ見どころ沢山だと思います。
以上。
私個人の勝手な妄想+勝手な意見ですので、お気になさらず。気にされた方はすみません。
本日は、丸毛が担当しました。