2015.01.08
昨年のカップ焼きそばしかり、最近のファーストフード店や宅配弁当等への虫や異物の混入。
企業の体制はもちろん、企業の意識も問われています。
セントラルキッチン方式で、工場で食材を作るシステムである以上、混入される可能性がその分高まります。もちろん、100%無いのが望ましいですが、人の手が入る以上、絶対は言いきれません。もちろん、完全機械であっても同様です。
もちろん、こういった問題は今だけの話ではありません。昔からあったお話です。
実際の体験談として、とある飲食店で、普通に食事していたところ、お惣菜の中から食材と一緒に炒められたゴキブリが出てまいりました。
でも、そこからメディアを通してどうのこうのというのはありませんでした。
今は、インターネットが普及したことと、ツイッターやフェイスブック等のコンテンツも充実しており、そういった情報がすぐに広まる環境も影響しているとは思います。
これだけ続くことを考えると、食の安全に対する意識が薄くなっていることへの忠告にもなるかと思います。
企業の対応やメディアへの対応、そして実際に被害にあわれた人への対応。
規模を問わず、飲食店を運営している以上、こういった問題も少なからずあるので、実際にこうなった場合の対処も考えておく必要もあるかと思います。
被害にあわれた方の気持ちは十分にわかります。なんせ、経験済みなんで。
実際、気持ち悪いし、二度とその店にはいかないでしょうし、チェーン店であれば行くこともなくなるでしょうし。
しばらくはどこのお店に行っても、気にしてしまいます。
おいしくて安い料理を提供するために、いろいろな企業努力をしていることでしょう。
でも、今はそれに加えて、「安全」を確保する必要があると思います。
これだけニュースになるという事は、それだけ話題性もあるということで、みんなが注視しているということ。
まだまだ出てくるかと思いますが、下手に隠したりせず、問題があったことを公にしてどのように対処するかを企業には説明してほしいと思います。
食の安全は、私たちの生活に直結するものでもあり、非常に重要な問題でもあります。
だからこそ、今まで以上に注意して料理を提供する必要も出てくるかと思います。
お店の運営は非常に難しいですね。でも、やりがいがあると思います。
どんな仕事でも、100%問題ないことは無いと思いますので、やはりどのように対処するのかが重要になると思います。
これから先、他にも問題は出てくるかも知れませんが、真摯に対応し、隠さないことが重要だと思います。
改めて、食の安全の大切さと対応の重要さを感じさせられた問題だと思いました。
本日は、丸毛が担当しました。