2015.02.12
今、京都では貸事務所の人気が高く、満室の貸事務所ビルが増えてきています。
そんな状況ではありますが、改めて人気の高いエリアをご紹介。
まずは、京都駅前。
ここは、東京資本の企業が多く、大手企業が多いのですが、一番の理由は新幹線です。
東京から1本で来れる環境は、大阪にはないもの。新幹線の止まる京都駅前界隈は、観光客もそうですが、ビジネス立地としても最高なのです。
ただ、駅前の開発は思ったより進んでおらず、新築案件ももっぱらホテルという状況。増床のお話を多数頂くのですが、なかなか空き部屋が無く、かなり手詰まり感のある状況です。
次に人気なのは、やはり四条烏丸~烏丸御池界隈。
ここらは地下鉄・阪急という交通の便の他、銀行や証券会社も多数集まることで、ビジネス街を形成しています。
京都発の企業が多く、関西資本の企業も多数集まる立地環境といえます。
そして、意外とニーズがあるのが「竹田駅」界隈。竹田に限らず、少々離れた伏見界隈というべきでしょうか。
理由は、阪神高速・京都南インター近くという営業活動の拠点として選ばれている状況。
貸事務所で竹田、というのはなかなか考えられませんが、メーカーや卸業者、製造業等にとっては、広範囲に営業できる拠点としては、最適な立地です。決して賃料も高くなく、駐車場代がさほど負担にならないのもメリットでしょうか。
従業員の多くが、車通勤等の理由で、駅近くである必要がなかったりしますし、任天堂や京セラ等の大企業が近くにあるのも取引業者からすれば事務所を置きやすい理由でしょうか。
そう考えると、事務所のニーズが少ないエリアであっても、何らかの理由により、急激に発展する事も考えられます。
それが何なのかを考えるのは非常に難しいですし、簡単ではないけれど、経済活動の中心であり、発展していくためには店舗はもちろんですが、人が集まるには事務所があることが一番手っ取り早いと思います。
何か、良い案・良い策を、、、考えていきます!
本日は、丸毛が担当しました。