2015.11.21

京都で貸事務所を探すなら。事務所探しの5つのポイント!【基本編】

京都の貸事務所

事務所探しってどうしたらいいの?初めて事務所を探される方、必読です!

新規開設、人員増加による事業所の拡大、賃料を安く抑えたい、ビルの取り壊しによる移転・・・

などなど事務所を探されるお客様の動機は様々です。

ただ、「事務所探しは慣れてるよ!」「資料だけ用意してくれたらこちらで勝手に決めますね。」

といったお客様はほとんどいらっしゃいません。

会社の事務所を新設したり、移転するなどということは通常滅多にありませんので、

担当になった方はどういう基準で事務所を選んでいけばよいかわからない・・それが普通だと思います。

まずは押さえておきたい。事務所選びの重要なファクター

そんな状況で、最初に考えるべき重要な要素が、

「広さ」「坪単価」「保証金」「沿線」「駅からの距離」の5項目。

ひとまずこれだけ押さえておけば、ちゃんとした物件が揃えられます。

事務所の「広さ」

移転の方ならだいたい今の事務所を目安にされると分かりやすいです。

新規で全然目安が分からない、という場合はレイアウトを考えて、必要な広さを決めましょう。

(デスク:一人当たり1坪、ミーティングルーム4坪、応接室3坪、収納スペース3坪など)

注意点は専有部分に「トイレ」「給湯室」がある場合。

それぞれ1坪ぐらいのスペースを使っているので、物件データで広さだけみて、

実際に見学すると思ったより狭かった・・ということもあります。

事務所の「坪単価」

坪単価=賃料÷坪数 ですが、他にも共益費、消費税、ビルによっては駐輪代・ゴミ処理代などが

毎月かかってきますので、それらを合わせたものを坪数で割った値の方が比較しやすいです。

坪単価=月額総賃料等(税込)÷坪数 となります。

京都市内中心部ならおおよそ1万円/坪を目安として、個別の物件を比較していけば良いと思います。

事務所の「保証金」

近年は保証金の相場も下がってきていますが、物件によっては未だに賃料の6か月分とか12か月分とか

高額なものもあります。こういった物件は本来の保証金という意味合いプラス、その会社の資力を試しているのかもしれません。

保証金12か月分ともなると賃料30万円なら360万円にもなるわけで、最終的に大半が返ってくるとしても

それだけのキャッシュを使えずに眠らせておくということは、大きな機会損失になる可能性もあります。

ビルの立地「沿線」

阪急京都線、地下鉄烏丸線、東西線、京阪本線、JR線など、どの路線が最寄駅になるか。

これは来客が多い営業形態ならば非常に重要な選定基準になるはずです。

逆に来客はほとんどない、社用車を使った外回りが多い、という業態の場合は

沿線を考えず駅から離れた場所が良いと思います。

駅から徒歩10分以上も離れると賃料は格段に安くなっていきます。

ビルの立地「駅からの距離」

沿線と同様に「駅からの距離」もお客様のために重要です。

京都駅や四条烏丸、烏丸御池周辺では地下通路から直結しているビルがあり、

雨の日も傘を使わずに行けるという大きなメリットがあります。

ここ最近はJR線、新幹線、地下鉄が使える「京都駅」が圧倒的な人気になっていて、

なかなか希望の物件が見つからない状況になってきています。

次回は、

事務所探しのポイント!【応用編】

です。お楽しみに!

本日は、辻が担当しました。

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