2016.01.26

京都テナント出店おすすめ5選。〜京都市北区編〜

京都市北区

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京都市北部の中心「北区」のおすすめエリアをご紹介

※駅乗降客数のデータはこちらから引用しました。出店戦略情報局

京都市北区は面積94.92㎡と右京区・左京区に次いで3番目に広い行政区です。右京区・左京区と同様、北部は丹波高地に属し、区域の大部分は山地です。半面、南部は北大路(北区小山)、北山(北区上賀茂)、北野白梅町(北区北野)など住宅地・商業地が密集しています。金閣寺、大徳寺、上賀茂神社などの寺社、五山の送り火の「左大文字」「舟形」、立命館大学や京都産業大学、佛教大学、大谷大学といった大学があります。総人口は2015年の推計で約12万人と京都市全体の約8%を占めます。区の歴史は比較的新しく、昭和30年に上京区から分区されました(「京都市左京区」のおすすめ出店エリア5か所を徹底解説します!参照)。地下鉄烏丸線が北大路駅付近を、京福北野線が北野白梅町駅を通り、「北大路通」「西大路通」「堀川通」などの大通りに複数の系統のバスが通っています。

北大路駅周辺

北大路駅は京都市北部のターミナル駅です。地下鉄烏丸線の開通当初は北大路駅が終点で、ここより北に住む多くの人が駅と連結する北大路バスターミナルでバスに乗り換えていたため大変栄えていました。現在も一日の乗降客数は27,749人と、京都駅、四条駅、烏丸御池駅についで4番目で、京都市北西部の住人の利用があります。ただ、駅徒歩圏内だけを考えると、キタオオジタウン、大谷大学、府立植物園、京都府立大学、立命館小学校、京都教育大学付属京都小学校・中学校など敷地の広い施設があるため夜間人口は少ないと言えます。なお、北山駅は12,589人、松ヶ崎駅は11,014人、国際会館駅は23,368人と述べ74,720人おり、ごく単純に考えると以前はこれだけの乗客が乗降りしていたと考えられます。出店が目立つのは飲食店の他、小・中学生をターゲットとした塾が多くあります。

北山駅周辺

1990年に北大路駅から北山駅まで延伸され、その後1997年に国際会館駅へ延伸するまでは北山駅が地下鉄烏丸線の終点でした。前述のとおり、一日の乗降客数は12,589人とそれほど多くはありませんが、松ヶ崎などと比べると商業施設が多いのは当時の名残です。別名「京都の表参道」などとも呼ばれ、アパレルや雑貨など雰囲気の良いお店が多くあります。注意点は、北山通、鞍馬街道など大通り沿い意外はほぼ第一種低層住居専用地域で用途が厳しく制限されています。

北野白梅町駅周辺

京福北野線の「北野白梅町駅」がありますが、駅自体は一日の乗降客数4,438人とかなり少ないです。ただ、西大路通沿いの他のエリア、「円町」「西院」「西大路駅」などと並び飲食店も相当数あり昼間は通行人も多いです。周辺人口が多いこと、立命館大学の存在が考えられます。

金閣寺周辺

清水・高台寺・祇園など東山と比べると劣る印象はありますが、金閣寺門前などは一年を通して多数の観光客がおり、飲食・物販店でにぎわっています。金閣寺門前から西大路通まで、金閣寺門前から「きぬかけの路」は通行人が多くお勧めです。

西賀茂・大宮・紫竹

いずれも北区の地名でご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。北区の北山通から北、西賀茂にある市バスの車庫ぐらいまでの範囲を想定しています。30~40年前に盛んに開発された新興住宅地で現在も非常に人口が密集したエリアです。従来は住宅地のみがあり、スーパーもあまりないエリアでしたが、ここ10年ほどで多数スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどが出店しています。また開発時期に住み始めた人は現在60歳前後の方が多く、高齢者向けのサービス需要も見込めるエリアです。

以上北区のご紹介をさせて頂きました。

 

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