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京都市北西部の大部分を占める「右京区」の出店おすすめエリアは・・

こんにちは。辻です。

左京区・北区に続きまして、本日は「京都市右京区」のおすすめご出店エリアをご紹介させて頂きたいと思います。

右京区は京都市の北西部を大部分を占め、南は西京極から西院・梅津・嵯峨、北は丹波高地の京北町まで、総面積は292.07㎢と京都市で最も広い行政区です。京都市域827.9㎢の実に35％を占め、2位の左京区と合わせると約65％がこの2区になります。それだけ京都市は山間部が多いということなのですね。なお、2005年までは左京区が面積では断トツの一位だったのですが、「京都府北桑田郡京北町（面積217.68㎢）」が右京区に編入されたため、それまで74㎢と面積第三位だった右京区が一転、逆転一位になりました。左京区民の一部には、「右京区はほとんど京北町やん」、と負けを認めない方がいらっしゃるとかいらっしゃらないとか。とはいえ左京区も大原とか久多とか広河原とか旧愛宕郡の山々が大部分を占めるのですが・・

なお、京北町の右京区編入には逸話があります。元々、京北町は通勤・通学・買い物など生活圏が京都市寄りであり、かねてより京都市への編入を要望する住民が多かったとのこと。2002年に行われた署名活動では8割を超える賛成意見があり、町議会が正式に京都市に編入合併を申出。その際に「議員の定数特例（合併消滅する自治体から合併先の自治体の議会へ一定数の議員を選出できる権利）」を放棄し、「合併は町民の願いであり、我々全員が失職し再選の見込みもないことは覚悟している」といった趣旨の発言を京北町議がしており、京北町の強い覚悟が反響を呼びました。

区内には、渡月橋など嵯峨嵐山の観光地や、大覚寺、龍安寺、天龍寺、妙心寺、仁和寺などの寺院、五山の送り火「鳥居形」、保津峡の渓谷などがあります。なお、「嵐山」は住所としては京都市西京区＝桂川の南岸であり、京福電車「嵐山駅」やＪＲ「嵯峨嵐山駅」、トロッコ嵐山駅はいずれも実際の住所は「嵯峨」になります。

地下鉄東西線が「太秦天神川駅」まで延伸してから駅周辺の発展が目覚ましく、右京区役所新庁舎や京都学園大学、分譲・賃貸マンションが新築され、今後も学校や病院の誘致が計画されています。

そんな右京区のおすすめ出店エリア５か所はこちらです。

１．太秦天神川駅周辺

前述のとおり、地下鉄が延伸してから駅周辺は一変しました。元々、御池通は天神川まででもっと細い通りでしたし、「嵐電天神川駅」もなく、また天神川東岸には「山ノ内浄水場」の広大な敷地がありました。現在は、駅前ロータリーにファッションセンターしまむらやアイン薬局、フレスコ、クリニックが既に出店しておりますが、今後はまだ空き地や田畑がある葛野大路通や御池通沿いにロードサイド店舗の出店が見られそうです。

２．嵯峨嵐山

東山とならぶ京都有数の観光スポットです。東山と比べると観光地が密集しているので、特に嵐電嵐山から渡月橋周辺は休日は人で埋め尽くされ、車で通るのが困難なぐらいです。坪単価もこの辺りピンポイントでは５万円以上することもあり、それだけの集客と売上が期待できるエリアです。逆にそれ以外のエリアでは坪単価も１万円程度に落ち着く物件が多いです。

３．西院

阪急「西院駅」駅前で、西大路四条交差点の南西に特に飲食店が集まっており、佐井通（春日通）辺りまで広がっています。交差点北西には２００７年築の商業施設「アフレ西院」があり、現在募集されている区画もございます。

http://tenant-plus.com/detail/office3326.html

http://tenant-plus.com/detail/office3327.html

阪急利用のサラリーマンや立命館大学、京都外国語大学の学生さんをターゲットとしたエリアです。

４．丸太町通

嵯峨嵐山方面へ車で行く場合、三条通や嵯峨街道は幅員が狭く渋滞が頻発しますが、丸太町通は片側２車線で比較的スムーズに走れます。そのためか近年ロードサイド型店舗の出店が多く、西松屋やケーヨーデイツー、和食さとなどナショナルチェーンが見られます。

５．葛野大路通

太秦天神川駅周辺の再開発に伴い、葛野大路通も拡張されました。以前は四条通から国道１号線や八条通、国道１７１号線に抜ける通りだったのが、現在北は三条通～御池通～太子道まで延長されています。計画では丸太町通まで伸びる予定ではありますので、さらに交通量が増えそうです（現時点では着手する気配はありませんが・・）。葛野大路四条～五条まではカーディーラーなどが集中しています。

以上右京区のおすすめエリアをご紹介させて頂きました。