2016.03.16
京都の店舗を仲介する時は必ずと言っていいほど、境界の話が出てきます。
特に連棟だった町家。
そしてお隣の所有者が違う場合お隣さんに「越境してよい?」
と承諾を得ないといけないです。
どんな場合に越境するか。
こんな場合(‘_’)
奥の煙突分かります??すでに昔から越境してて、
この新築の案件の時は、お宅さんとこに越境してるけど勘弁してね。のパターンでした。
一番バタバタ。ハラハラしたのは「鈴や」の時だったなぁ(-“-)
建物の端からえらいこちら側に境界プレート埋めておりますが、最終ココが境界ですよとなりました。
この時は工事があと一日でも進んでしまっていたら結構大変な事になっておりまして、
結局少しやり直しがあった程度で済みましたが、何とも言えない気分ではありました。
飲食店さんだと特にですが、町家でもビルでも、お隣同士がぴったりくっついてるぐらいの幅しかないのに、
前にも後ろにもダクトやエアコンの配管などを出せない。あるいは出したくないとなる店舗の場合。
横から出したいけど出したらお隣さんの敷地に入っちゃいますよね。。。。となりそう(._.)
こんな場合はかなり悩みます。
店舗のレイアウトから変えないといけない場合もあったり、費用が大幅に増えたり。
個人的には、空中なんだから別に良いのでは?と思ったりする場合もあるのですが、
もし建替えで、上の方まで建てるのよ。という時は困っちゃいますので、
一筆書いて交わしておいた方が良いかもしれませんね。
話は最初に戻りますが、今回おきたハプニングはかなりレアで。
現場の内装業者さんたちがダクトがどうとか境界がどうやこうやの話をしていると
ん??境界動いてない??(?_?)
「コレ、水撒きしてたら取れたんですわ」
っておばあちゃま(ビルオーナーさんです)。御年84歳オーバーなハズ。
この矢印が何の意味だか分かっておらず、出たらアカンのやったらむこう側に寄せてつけとこか?と。笑。
シリアスな現場もコレには大爆笑で。
ちなみにたまたま当時このビルを建てた工務店さんもいらっしゃたのですが、この方も85歳オーバーで。
耳が遠くて聞こえてなくて。会話がかみ合わない。笑
いやいや。こんな楽しい現場よいですね。(^^ゞ
契約するまで、(してからもですが)社内調整やら用途の件やら色々と山あり谷ありで大変だったのですが
ここまでくると何とか先が見えてきますし、なんせ契約も引渡しも終わってるので
気が楽なんです。大変なのはこれから入る設計士さんと現場の方達。笑
こんな感じのお店が出来るのかしら。。。。と勝手な期待をしております。(‘_’)
そして。お願いします。リーズナブルなお値段でお願いします。
今から楽しみですが、まだレイアウト最終あがっておりませんし、外観のパースもまだですので
果たしてどうなる事やら。
そして。本日気づきましたが、私が仲介する店舗、意外に契約してからオープンまで結構長いのが多いかも。
下手すると1年半ぐらい経ってるの、あります。。。
なんだか申し訳ない気持ちもありますが、貸主さんも借主さんも喜んでるので
まぁ良いかと納めております。(‘_’)。今日この頃。
ともかく京都に良い店舗がたくさん。増えることが楽しみの毎日です。
本日のブログは
昨日あるオーナーさんとの会食で呑んで呑んで呑み過ぎてビールから始まって日本酒→シャンパン→ワインで〆
家に帰って旦那様の晩御飯を作って洗濯。朝6:00起き。
私、丈夫すぎて倒れたい。と毎日思っている大谷でした。