2016.11.29

【ドラッグストア業界】売上高ランキングTOP10

ローソン

ローソンドラッグひかり蛸薬師高倉店 オープン!

こんにちは!大陽リアルティの辻です。

まだ人通りもまばらな11月18日(金)の早朝7時・・・

弊社が事務所を構えております「日昇ビル」、

その1階にローソンドラッグひかりがオープンしました!!

待ちに待ったコンビニの復活です(>_<)

以前もコンビニが入っていたため、すぐ近く(徒歩30秒)に

セブンイレブンがあるにも関わらず、コンビニ難民のような気持ちになっていた

我々(日昇ビル入居者)にとっては待ちに待ったオープンとなったわけです( ;∀;)

広~い店内

実際に店舗に来られた方は気付かれると思います。入った瞬間、

「広っ!」

それもそのはず、

以前のサークルKと奥にあったバーが合体し、

広さ約90坪と街中コンビニでは規格外のサイズなのです(‘Д’)(‘Д’)

店内には、イートインスペース、ドラッグコーナー、成城石井コーナーなどがあり、

ホットスナック、プライベートブランド等の品揃えも相当充実しています。

 

・・ちょっとだけ不満なのは、広すぎて入り口から対角の一番奥にある、

ホットドリンクコーナーが遠すぎることぐらいですかね・・(^_^;)

 

img_1093

たぬきが一匹・・

余談ですが、オープン当日の早朝。

街中に巨大なたぬきが・・!?

早朝とはいえ、四条烏丸もすぐ近くの、街のど真ん中になぜ巨大たぬきが・・!?

実はこれはポンタというたぬきで、ポンタカードやポンタグッズ、

新店のオープニングで活躍しているそうです。

というのは、皆さんご存知かと思いますが、このポンタ、

ローソンのゆるキャラかと思いきや、調べてみたところ、

どうも独立系のゆるキャラのようです。

ポンタワールドという独自の世界を立ち上げ、

各企業とコラボしマーケティングに一役買っている存在なんですね。

バファローズポンタがかわいいですw

ただ、この日のポンタはただ一匹ふらふらと駐車場付近をうろついている、

ちょっと不審で可哀想な巨大たぬきでしたが・・

「ドラッグひかり」に注目!

コンビニが撤退した後に、また別のコンビニが入るということは、

無い訳でも無いですが、なかなか判断が難しいケースだったはずです。

ローソン社内でも当然、否定的な意見があったと思われます。

が、おそらく以前のサークルKや近隣のセブンイレブンに勝てるいう理由があって、

出店に踏み切ったのでしょう。

つまりは、売場面積の拡大と、ドラッグ併設という、

いわばコンビニにおける「業態変更」を根拠にしたのではないでしょうか。

それだけコンビニの売上に影響を与えうる「ドラッグストア」、

また、京都の新京極や四条河原町、大阪の心斎橋、梅田など超高家賃のテナントにも

近年、次々とドラッグストアが出店しています。

それだけの体力と利益が出る仕組みは何なのでしょうか?

今回は、ドラッグストア業界の売上高ランキングを調べました。

 

ドラッグストア業界の勢力図 売上高ランキングTOP10~6

2015年度の売上高ランキングより データ引用:薬キャリ 職場ナビ

{順位 社名 (2015年度売上高 業界売上高に占める割合)}としています。

第10位 クスリのアオキ(1,634億円 2.7%)

本社は石川県白山市。関西ではあまり知られていませんが、

北陸東海地方を中心に12県で354店舗を展開しています。

標準的な店舗は350~500坪、駐車場は100台程あるロードサイド型の大型店です。

 

第9位 クリエイトSDホールディングス(2,301億円 3.8%)

神奈川県横浜市に本社を置きます。こちらも関西では知らない方が多いかもしれません。

東京・神奈川を中心に1都7県でドラッグストア471店舗と調剤専門薬局31店舗を展開しています。

自社のネットショップを構えるなどネット通販にも注力しています。

 

第8位 カワチ薬品(2,606億円 4.2%)

栃木県小山市に本社を構えます。

東北・関東・中部の1都14県で297店舗を展開。

「メガ・ドラッグストア」という400~1,000坪の巨大な売場面積をストアコンセプトとしています。

なお、小型ドラッグストア:100坪前後、中型ドラッグストア:200坪前後、

大型ドラッグストア:300坪前後、業界平均は約230坪とのことですので、

その巨大さがよく分かります。(参考:カワチ薬品ホームページ

 

第7位 サンドラッグ(3,700億円 6.0%)

本社は東京都府中市。直営店舗 620 / フランチャイズ店舗 53 / 物流センター 全国25か所と、

広く全国展開しており、京都市内には7店舗があります。

第10位~8位までの3社は地域を絞ってのドミナント戦略を採っているようですが、

サンドラッグは広域展開を基本としているように思えます。

また、プライベートブランドに注力しており、年間10アイテムほどの新商品が開発されるとのこと。

なお、プライベートブランドは利益率の高い医薬品の中でも、さらに高い利益率があるそうです。

 

第6位 ココカラファイン(3,732億円 6.1%)

神奈川県横浜市、新横浜駅近くに本社を構えます。

1都1道2府37県と全国の約87%のエリアに1,300店舗を出店しており、

京都にも39店舗があります。店舗数では、業界上位各社にも引けを取らない、

店舗数重視の展開をしています。実際に街を歩いていてもよく見かけますよね。

ただ反面、必然的に都市部に多く店舗を構えているため、売場面積の小さいいわゆる

「小型ドラッグストア」が多く、いわばコンビニ感覚のドラッグストアというイメージでしょうか。

なお、「ココカラファイン」というブランドの意味は、(ロゴにもばっちり書いてありますが、)

ココロ、カラダ、ゲンキ。

さらに、英文表記の「COCO」には「ともに(Co-Work)」の意味が、

また、「ここから始まる」という意味も含まれているそうです。

そういえばなんとなく、

心身ともに元気になって、みんな一緒に、さぁ頑張ろう!

ココカラファインの看板を見るとそんな気持ちになりますよね!(^^)!

 

第5位以上は・・次回です。

気になる業界TOP5は次回にご期待。

業界としてはここ数年で大きく順位変動があったそうです。

 

本日は辻が担当しました!

 

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