2017.11.11
不動産というのは、名の通り、動かすことができない産物です。つまり、土地や建物のこと。土地というのは持っているだけで税金はかかりますが、いろいろな節税方法もありますし、活用次第では、収益をあげることも可能!ここでは、その1案をご紹介します。
所有していて住んでいる家を活用しようなんて、普通は思いませんよね?
でも、待ってください。その不動産をうまく活用してみませんか?
ただ住むだけだと、税金は安いものの、そこでは何も収益をあげることはありません。
しかし、それを店舗にしてみると…??
上る固定資産税をも上回る賃料を手にすることができる可能性があります。
近くが飲食店が多くなった場合とか、駅前とか、利用価値が高くなればなるほど、賃料も高くなりますので、不労取得があがります。
サラリーマンとしての給料の他、その収入があれば、かなり生活も楽になります。
これは、店舗部分と住居部分とが分かれている場合は、店舗だけ貸し出すことができますが、ここではセットになっているものの説明をしますね。
一体となっている場合、貸し出すにはやはり建物全部となってしまいます。
そうなると引っ越さないといけませんし、今までしていた商売をやめることにもなります。
ここで重要になるのは、今までの収益とこれからの収益です。
今までは、「お店の売り上げ」のみでした。
もちろん、商売上手な方であれば、結構な売り上げをあげていたかもしれませんが、高齢になってくるとそれも維持が難しくなります。
そこで生まれてくるのが全体を貸し出すパターンです。
場合によっては、住居手当的に賃料を多めに出す会社もあります。
今までの売り上げ分と今回の賃料-住居分とを見比べてみて、判断することになりますが、不労所得という点を考えると、魅力的ではないでしょうか。
空地のままとか駐車場にしているとかの場合、「借地」という手段があります。
最近の京都では、ホテル需要が高まり、想像以上の借地料で借り上げるケースもあります。
場所によってはコンビニなどの出店も可能で、そうなるとかなりの収益が見込めます。
では、いいことばかりなのか。。。
もちろん、デメリットもあります。
まぁ、これが一番大きいかもしれませんね。住み慣れた家を出るということは、やっぱり名残惜しいです。
だから、相続した家とか、もう住んでいない実家とかの活用であれば逆に美味しい話ですよね。
店舗に貸すということは、間取りとかはすべてなくなって店舗仕様になってしまいます。そうなると、賃貸の場合、退去することもありますので、再びそこに住もうとなると結構な投資が必要になってしまいます。
一度貸し出すとそうなってしまいますので、慎重に考える必要はあるかもしれません。
現実的な話ですが、賃貸ですので、「解約」ということもあり得ます。そうなると今まで入ってきた賃料収入が全く入ってきません。
賃料による所得が増えますが、当然ながらその分所得税や固定資産税もあがります。
その辺の計算を間違えてしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまいます。
まぁ、ありきたりの文章で申し訳ないんですが、不動産に絡む税金や入退去の管理、賃料の督促など、不労所得といいながらも地味に業務や手続きがあります。
一番怖いのは、トラブルが起きた場合。
飲食店とかだと、店員とお客さんとのケンカとかからその建物のイメージが悪くなったり、行列のできる有名店を誘致できても、行列のせいで近隣からクレームがきてその対応に追われたり、意外と多くあります。
賃貸マンションの管理とは違う目線が必要ですので、店舗がからむ不動産の運営や管理は、テナント専門のプロの不動産業者にお任せするのが一番です。
当社でも管理は承っておりますので、お気軽にご相談下さい♪
本日は、丸毛が担当しました!