2019.06.15
本屋さんで漫画を買った。
CDショップでCDを買った。
そんな時代はもうなくなるのかもしれません。
サブスプリクション型スタイルが今、新風を巻き起こしています。
今日は、その「サブスプリクション」についてのお話です。
って人が多いと思いますが、簡単に言うと「定額課金」の商品です。
レンタルビデオやフィットネス等がそうですね。
また、スマホゲーム等に上げられるソーシャルゲームやPCゲーム等も、毎月継続課金することで使用できたりするのもこのサブスプリクションになります。
お店にとっては、利用してもしなくても一定の収入が見込める。
すると、そのお金を別のことに投資できる。
新たな開発や新店舗などですね。
ネットの普及や技術革新により、この営業スタイルが多方面に広がりました。
NETFLIX等に代表される定額制で映画が見放題だったり、定額で音楽が聴き放題だったり。
最近ではマンガ読み放題とか少し前は雑誌読み放題とか。
タブレットの普及で、紙媒体である必要がなくなったこともあり、新たなサービスとして定着しました。
今まではネット社会においてのサービスとして位置づけられていたサブスプリクションですが、
最近ではいろいろな分野に広がっていっています。
例えば美容院。月に何回も行く人がいるかどうか、男性目線ではわかりかねますが、
月定額にすることで、気軽に髪型を変えて気分転換できるというメリットがあります。
美容院側も、定額制で何回以上来られると赤字というラインがあると思いますが、
基本的にはそんなに頻繁に行くような場所ではないですし、利益を確保できるメリットも。
そして、居酒屋。例でいうのは、とあるクラフトビールのお店。
毎日1杯を定額で。仕事終わりにちょいと1杯。
そういや車のレンタルは普及していましたが、最近ではバイクもですね。
定額で乗り始めて、気に入ったら買うということも可能になりました。
定額と聞くと、サービスの安売りと受け取られることもありますが、
双方にメリットがあれば、今後の可能性もありそうです。
サブスプリクションはBtoCにおいて、双方にメリットがあることはこれまでの話でわかるかと思います。
定額で収益があがるシステムは、企業にとってはメリットが大きいです。
また、定額制の最大のメリットは、顧客を取り込むことができることです。
逆に言えば、定額料金を支払っているお客様は、広告活動せずとも必然的に顧客であり続けるわけです。
だって、せっかく定額支払っているのに他のお店に行こうとか思わないですよね。
ただ、そのぶん、企業はサービスの向上に努め、飽きさせない工夫も必要になります。
居酒屋とかでも、活用方法はありそうです。
アパレル店も定額顧客を囲い込み、新商品がすぐに着れたり。
予算は定額に含まれるので、店員はコーディネートに専念できますしね。
たぶん、まだまだ考えもしない業種でも活用されるかもしれません。
サブスプリクションは、若者を中心に浸透しています。
ということは、将来においても、「定額」という世界観は変わらない可能性が高いですよね。
ただ、シェア100%になるかとそれも絶対に近いレベルでないと思います。
何十年と積み重ねてきた販売方法は、そう簡単には廃れません。
今までの方法は、よりブラッシュアップされ、将来にはサブスプリクションを超える方法が生まれる可能性だってあります。
そうです。
サブスプリクションはあくまで、今までの営業スタイルとは別のスタイルであり、
プラスアルファの存在です。
そういった新しいお店作り、一緒にしていきましょう!
本日は、丸毛が担当しました!