2012.05.23

神戸の住宅供給公社が民事再生。

これは神戸だけに限らず、全国的に問題になりそうな話です。

神戸の場合、阪神淡路大震災の影響もあり、住宅供給公社への負担が増えたのは事実です。しかしながら、赤字負債を抱えてまっで運営しているのは、別問題だと思います。

今回のケースは、全国初のことですが、これからも全国で続きそうな気がします。

入居者に負担はかけないとのことですが、いわば借金を抱えているわけで、その返済に充てる資金の問題や責任の所在等も問われるかと思います。

民間企業のように、利益優先ではないとはいえ、赤字転落し、税金補てん等となれば、本末転倒な話です。

民間のマンション運営者でも空室対策はしっかりしないと利益を生まない中で、もっと早く、もっと適切な対応ができたのではないかと思います。

京都でも同じようなことにならないことを願います。

神戸の場合、少なくとも神戸市が300億円を負担することになるそうです。

莫大な金額ですよ?市とすれば、市民税などを上げても何年後の返済になるかわからない数字。

ただでさえ、京都市は市民税なども高いほうですし、これ以上の負担となるのであれば、下手をすると住民が出ていくことも考えられます。

手を打てるうちであれば、今のうちに対策されることを切に願います。

本日は、丸毛が担当しました。

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