2012.08.10
先日テレビで「太平洋の奇跡」という戦争映画を放送していました。ずっと見たかった映画なので、すごく楽しみにしていました。
この映画。決して教科書に出てこない人が主人公です。しかも実話をもとに作られた作品です。
内容は割愛するとして、私が一番感動した場面。
日本の敗戦が確定後も、山にこもり徹底抗戦していた主人公たち。しかし、敗戦後でもあり、日本の将校からの投降勧告もあり、ついに山を降りることを決意します。
そして指揮官含め47名が「歩兵の本領」を歌いながら行進する。
そこに、日本人の大切な誇りを感じました。映画なので誇張していると思いますが、降伏する最後まで、日本人として戦った彼ら。
一糸乱れぬ行進は、映画だからではなく、実際にもそうだったと思います。
礼儀を重んじ、規律を守る。
今、薄れている日本人らしさだと思います。
時代は違います。今は何でも手に入る。
そして、「命」に対する尊厳ですら薄れている気がします。
生きるということはなんなのか、生きている中で何が大切なのか。哲学的ですが、日本人にとって大切なものは何なのか。
人として必ず自問自答することですが、それを歴史は証明してきているわけです。
重たい話になってしまいましたが、ひとつの映画でそういうのを感じられたのも久しぶりでしたので、、、
もし見る機会があれば、見てもらえればと思います。
本日は、丸毛が担当しました。