2012.11.30

イメージに残るCM戦略。

CMというと、テレビのコマーシャルを思い浮かべる人が多いかと思いますが、もとは「商業用の伝言」という意味で、広い意味での広告をさす言葉です。

ここでは、そういう意味で、「広告」という意味で進めます。

まず、一番重要なのは、メッセージ。いわゆるキャッチコピーです。

広告物(POPや看板、ポスター等)は、一瞬で過ぎ去る人の意識に問いかけないといけません。

インターネットの広告も同じです。

そのわずかな時間で読み取れ、しかも、印象に残る言葉を選ばなければなりません。

「人気の~~」「今話題の~~」等は、そういう意味では興味を持たせる手法と思います。

テレビCMでも、何を伝えたいのかわからないCMってありませんか?

それはそれで、「○○のCMって意味がわからない!」と思わせるだけでも、十分な広告になります。

ようは、名前や商品を覚えてもらうのが広告の一番の意味であって、内容なんて二の次ともいえます。

JR等の場合、明確に目的を記した「そうだ、京都へ行こう」等も、印象に残るものです。

物によっては、なかなか表現しづらいものも多いでしょうが、その商品の良さをアピールする以外に、

どうすれば、意識をその商品にもってこれるか、がCM上重要なものだと思います。

と、ものすごーく一般論を述べましたが、上記に上げた「人気の~~」「話題の~~」というのは、あまりにありきたり過ぎて、逆に目を引かない可能性があります。

どこもかしこも似たような言葉が並んで、結局、人気なのは何?話題なのは何?となってしまう恐れもあります。

不動産の場合、人気の四条烏丸!今話題のホットスポット、西院!等、都合よく使えますが、なぜ、人気なのか、なぜ話題なのかを理解していないと、結局何が言いたい広告なのかわからなくなる可能性もあります。

結局、重要なのは、売りたい商品については、まずはその商品を理解して、ターゲットを絞り込み、その人たちが心動くキャッチコピーを考え、簡潔に説明する、というのが重要です。

はい、どこにでもある広告論でした。

でも意外と、慣れれば慣れるほど、広告に使われる文章は使い回しが多くなりがちですので、自分自身への戒めも含め、お話ししました。

といって、当HPの物件説明文章が、他の物件と似ているからといって、あまりいじめないでくださいね(笑)

本日は、丸毛が担当しました。

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