2012.12.19
去る16日に衆議院の総選挙が行われ、自民党の圧勝で終わりました。
それからわずか2日。ニュース番組ではいろいろと取り上げていますが、客観的に見て面白いというかなんというか、不思議な感覚に襲われました。
自民党の圧勝=国民が自民党を支持しているわけではない
という論評のもと、投票数の4割を超える人が自民党に票を投じたにも関わらず、選挙権所有者数での割合を計算すると25%、つまりは4分の1しか支持されていない、という番組もありました。
いや、当たり前でしょ。これって。
そもそも投票に行かなかった人全員(今回でいうと約41%の人たち)が自民党支持ではないことを前提としての話ですし、話の論調がずれています。
同じ番組で、無効票が増えた=支持する政党がないから、という話もしていました。
いやいや、だからなぜすべての無効票が白紙かのごとく言われるのでしょうか。
私の中では、誰がどこに投票したとか、誰が誰を支持したとかはどうでもよく、自民党が議席数を単独で過半数を超える数を確保したことを評価するべきで、選挙の結果=国民の支持、であることに変わりはないと思っています。
本当に自民党を支持していなければ、それこそ、支持する政党がなければ、選挙には行かないでしょうし、他の党に入れますよね。
今回の選挙では、「民主党の支持分が自民党に流れた」みたいな論調もありますが、だからそれがどうした、という話です。
年月は過ぎていきますし、その都度政策も対策も状況も変わります。
一般の有権者が民主党から自民党へ流れたのもごく自然な話です。
ともかく、今回言いたいのは、総選挙で自民党が圧勝した結果は変わらないわけなので、自民党を応援すべきだということです。
民主党が政権を取ったときと同じように。
今は、日本経済の立て直しや外交政策、雇用問題等多数の山積みにされた問題があるわけで、とにかく前進してほしいと思っています。
その結果、よくなければ、次の選挙等で国民が評価すればよいだけの話だと思います。
年の瀬ではありますが、来年こそは、この不安定な状況から、脱却してほしいと切に願います。
本日は、丸毛が担当しました。