2013.07.26

マナー違反。

コンビニの店員が冷凍庫で寝そべる悪事。そして今度は客が同じように寝そべる悪事。

コンビニという便利なものができて、いつでもなんでもあって、もっとも身近なお店の一つですが、最近は店員もお客も品位が著しく低下しています。

サービス業とはいえ、どのお店でも入室をお断りする権利は当然にあります。そして、何事においても「ルール」と「マナー」は人間生活を行う上で最低限必要なものです。

逆にいうと、そのマナーすら守れない人は「お客様」ではあり得ません。

お店も利用者も、お互いに守っているものがあってこそ、商売は成り立つものです。

「お客様は神様です」という言葉もありますが、これもルールやマナーの上に成り立っているものであって、最低限のこともできないのであれば、「お客様」としてみる必要はないと思います。

これはどのような業種でも同じ。

今回のコンビニの件、従業員が冷凍庫内で寝そべったことについては、本人はおふざけや遊び感覚だけだったかと思います。

その裏にある社会的な背景や従業員としてのモラルについての意識が乏しく、挙句の果てにフランチャイズ契約を打ち切られ、オーナーは廃業に追い込まれました。

本人は遊び感覚でも、お店一つをつぶす行為でした。

この本人は身内らしいので、その後の事はわかりませんが、普通で有れば、ものすごい賠償額を請求される事態です。

今回のお客が冷凍庫で寝そべる件も、単に以前の事件を真似しただけの短絡的な行為ですが、冷凍庫の撤去、商品の撤去・回収・払い戻し、お店のイメージダウン、その後の購入者による腹痛などの2次被害があればさらにですが、相当の賠償を強いられます。

たかがマナー違反。ではなく、下手をすると一生払い続けても払い足りないくらいの賠償額が請求される可能性があることも、頭に入れて、常に背景を考えて行動するようにしましょう。

と。

なんか、どっかの学校の訓示みたいになりました。

でも、商売をしている人にとって、何がきっかけで廃業に追い込まれるかわかりません。

人によっては、「そんなことで」ということで、お店はつぶれます。

従業員のツイッター問題もありましたが、まさに「そんなことで」です。

お店や会社の運営は、そういう意味では結構厳しいですね。

そんな中、いろいろと目を光らせて頑張っておられる代表の方々はほんとにすばらしいと思います。

利用する側も利用してもらう側も、「マナーとルール」は守って、楽しく買い物ができるように頑張りましょう。

本日は、丸毛が担当しました。

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