2011.03.12
僕は当時、14歳で中学生でした。
1月13日に父方の祖母が亡くなり、翌14日に田舎に帰り、お通夜。15日お葬式をしました。
葬式後、兄弟だけが家に帰り、父と母は田舎に残りました。
そして、16日(日)は、家族みんなが集まり、葬式の疲れもあって早めの睡眠となりました。
その夜は、飼っていた犬がしきりに吠え、非常にうるさかったのを記憶しています。
玄関で飼っていたので、しきりにドアの開閉をして父親に怒鳴られてた記憶もあります。
少し気にはしながらも、就寝し、17日(月)の午前5:46。
まだ、外は暗いはずの空が一瞬明るくなり、轟音とともに地震が来ました。
とりあえず、当時いた2階の部屋で布団に包まり、収まるのを待ちました。
落ち着いてから、1階に下りると何もかもがめちゃくちゃにあり、足の踏み場も無く、
物が散らばり、ガラスの破片等も散らばっていました。
何もかもはじめての経験です。
何をしたら良いか分からないまま、とりあえず外に出ることにしました。
しかし、玄関どドアが開きません。
少し開く反対側のドアを強引に開け、外に出ると、前にある家が崩壊し、玄関に覆いかぶさっていました。
なんとか瓦礫の中を歩き、近くの公園近くまで行くと、他の人たちも同様に集まっていました。
周りは、、、
跡形もなく、前の姿が消し、まるで爆発でもあったかのような状態になっていました。
そして、公園の向こう側では、赤い光が見えます。
既に大火事が発生していたのです。
続く。