2011.04.01
京都という街は、古くから首都として機能し、侘び・さびを重視する町であります。
昔からの状態を維持しつつ、現代の機能をも兼ね備えた街づくりです。
しかしながら、いつまでもそんな状態を維持できるものでしょうか。
京都市の方針としては、観光立地のため、一番に重要視することは、集客です。
いかに観光都市として栄え、そのためには何が必要か。
全国の京都のイメージを守らなければならないのです。
それは、京都の宿命といえます。
逆にいうと、大阪に近い京都では、高さ規制を撤廃し、近代的な街づくりを推し進めたところで、
商業都市大阪には勝てません。
京都は京都らしく、そういう街づくりが必要です。
とはいえ、僕らの仕事からいうと、看板規制はかなり厳しいのですがね。
色目まで規制されると、集客する側は非常につらい状態です。
なんとかならないものなんでしょうか。
京都ブランド=看板規制。
という式が成り立ちそうです。観光客に加え、学生も多いので、
街中は平日も人が多いです。
それが京都です。
京都の未来は、どうなるのでしょうか。
それを考えるだけでも楽しみです。
本日は、丸毛が担当しました。