2011.04.06
僕は、阪神淡路大震災を経験しています。
だからこそ、地震の怖さを知っています。
当時は、時の総理の対応も悪く、救援活動までに時間がかかりました。
しかしながら、あまりそれが影響していないのは奇跡です。
市民による自警団や企業や団体による治安維持活動。
これが一番効果をえたと思っています。
というのも、震災等では治安が一気に悪化します。
人間は、生きる為に行動しますので、物を盗むというのも、平気で行えるのです。
しかしながら、そんな混乱もあまりありませんでした。
そして、今回の東北でも同じ状態です。
寄付することやボランティアを、「偽善行為」と認識する人がいるのも確かです。
しかしながら、自分自身の全てを投げ出してでも、その活動をする人は、人として最高の人です。
人はひとりではないこと。そして、国が決して助けてくれるとは限らないこと。
この2点を理解していれば、災害時にパニックになりません。
落ち着いて、といいますが、はっきりいって無理です。
物事の判断ができる大人には、絶望しか見えてこないのです。
現実を見据え、将来を考えることで、おのずと何をすべきかが見えてきます。
そして、そのときこそ行動しましょう。
変に感情に流された行動は、まわりの人にも迷惑になっていまいます。
僕は経験者です。
だからこそ、報道されない苦労も、日々の大変さも分かります。
周りに感謝し、みんなに感謝することで、自分も豊かになれます。
経済的にはしんどいでしょうし、本当に大変なんです。
簡単な言葉ではまとめられません。だからこそ、みんなはできることをしていきましょう。
本日は、丸毛が担当しました。