2011.08.03
僕は大学のとき、近現代史を専攻していました。
つまり、太平洋戦争について、いろいろと勉強をしていたのです。
常日頃、歴史から学ばなければならないと思っています。
太平洋戦争も、単に戦争をしてはいけないという目線だけではなく、
なぜそうなったかをしっかりと理解しないと、結局は同じことの繰り返しです。
戦争で日本人が感じた事は2つ。
①目先のことで一喜一憂してはならない。
②戦争は悲劇でしかない。日本は戦争を選択肢から外す英断をした。
です。
①は、日露戦争における勝利のことです。
これ以降、日本は泥沼の戦争へ突き進み、挙句の果て、アメリカの陽動に引っかかり、
対話工作もままならぬまま、太平洋戦争へ進みました。
書き方に一部、嫌悪感を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、
ものすごくかいつまんで書いているので、詳細は、是非本を読んでいただければと思います。
さて、結局、無敵といわれたロシア艦隊を撃破したことで、ようは調子に乗ったわけです。
アメリカなど敵ではない、と思う人もいたでしょう。
なので、対話路線は捨て、友好的且つ平和的な解決の道筋はなくなっていきました。
そして、②です。
ようは、戦争しなければ、いいんです。
と、単純にいいましたが、これが難しい。
個人レベルでも、文句言われてだまってられないときがあるでしょう。
そんなときでも手を出せないし、出してはいけないと、日本はそう決めたのです。
ということは、何が重要かというと、外交戦略が重要になります。。
続く、、、