2021.07.25
国道をある程度走破すると行きつくのが、いわゆる「酷道」巡り。
かくいう私も、国道308号、309号、371号、425号、477号といった近畿を代表する酷道や、
国道417号、439号、471号、476号など中部・四国の著名な酷道を走破してきました。
(国道425号、439号、に418号を加えて日本三大酷道と呼ばれる。)
そんな中、いまだ走破が叶わなかった酷道が157号でした。
国道157号:石川県金沢市から福井県大野市を経由して、岐阜県岐阜市に至る一般国道である。
詳しくは、ウィキペディアご参照。
国道157号は、旧二級国道なのに、道路改良がほとんど進まない区画がある道路として、酷道マニアの間では特に有名です。
※旧二級国道は、国道が一級と二級に分かれていた頃から国道指定されていた道路なので、通常は整備された良い道路が多い。
旧一級国道(国道1号~57号)>旧二級国道(国道101号~271号)>その他の国道(国道58号、272号~507号)
国道157号の走破が難しい理由は、魔の峠「温見峠」の存在に尽きるでしょう。
そもそも、毎年11月後半から翌年5月中旬ぐらいまでの約半年間は冬季通行止めで一切車が通れません。
そして、いざ開通しても大雨などですぐに通行止めになってしまうため、夏・秋もよく通行止めになっています。
峠の入り口には「落ちたら死ぬ!」という過激な標語。(※この看板は撤去されていました。)
川が道路の上を流れる「洗い越し」。
当然、離合困難な車1台分ぐらいの道幅が延々と続き、ガードレールが無い箇所も多数あり。
つづら折り、急勾配など、酷道の要素を全て備えた正に「king of 酷道」といってよい道路でしょう。
峠の入り口。
封鎖用のゲートがあります。
以前はここに「落ちたら死ぬ!」看板がありました。
国道・県道・市道・林道を織り交ぜた道路標識。
たぶん車で通行可能な道路たちでしょう。
ゲートから奥を眺めます。
ゲートが空いている確率は50%以下です。
峠が岐阜県と福井県の県境となっています。
峠までの写真は撮ってませんので、ぜひご自身で確かめてみてください!
温見峠を登り切った勇者だけが拝める石碑。
尚、北海道まで自家用車で行く方法はこちらです!
本日は辻が担当しました!
関連アイテムはまだありません。