2016.03.29
思えば約10年ぐらい前に知った商業施設でした。
京都に来て少し経ってからの事ですが、当時はこんなところがあるんだなぁと思ったぐらいで
まさか友達がココで結婚式の2次会をしたり、1階のカフェで打合せが日に2回もあったり。
会社ぬけ出して友達と上のインド料理食べたり。
ヴィレッジヴァンガードさんの仲介する時にどんなお店なのか調査に来たり。
ココで出会った人たちが、こんなにも日々の仕事の支えになってくれたり。
そしてこの知り合った間に結婚して、子供が生まれてたり。
閉館する事で色んな人達の新しい生活が4月から始まりますね。
この商業施設をリーシング・運営する事になった時からのお話も聞いたり
今まで入れ替わったテナントさんの事も思い出したりで意外に結構通っていたなぁと思いだしました。
当時の彼氏などと来ることは無かったですが(笑)
旦那さんとは京都の引越に際してよくお買物に来ました(*^_^*)
最後の日のFainalParty。
ask a giraffe にて。
ホントにお世話になりました(^-^)
こんなに知ってる方達が大集合する事は何かのパーティしかないですよね。
そしてココでもまた、新たな出会いもあり、またどんどん知合いが増えていきます。
この仕事をしていると特に。
人との出会いの場は本当に貴重だなと。
以前もいったかもしれませんが。
人は必ず、人によって気づきがある。
と思っています。
昔、お世話になった先輩に教えられた事があります。
その時は田舎からでてきて世間も知らず、まともに就職もした事がない、
元気だけが取り柄だけど、ボンクラすぎて人に迷惑をかけてることすら気づかないのに
将来は誰からも憧れるスゴイ奴になりたいと本気で思ってた生意気な23歳でした。
田舎では働くところもないからと親の反対押し切って知合い頼りに飛び出してきて
親には泣き言を言えなかったので先輩を頼って色々と相談してました。
4つか5つしか離れてない先輩ですけど、色んな事情で20代で親の会社を継ぐことになって、
何年もずっと手を離さずに支えてきてくれました。
ある日の相談で、私がこの先どうやって、どんな仕事をしていったらいいのか
かなり悩んでたことがありました。
なんせ、就職したことがなかったので、日ごろはバイトを4つ掛け持ちでそのまま何年もきてましたから。
さすがに26ぐらいになると現実の厳しさも分かってきて。笑
意外に自分て何にもできないんやなという事を認めたくないけど受け止める器がない。みたいな感じです。
先輩のケータイが鳴って、人と会ってる時は絶対にケータイをとらない人なんですが
珍しく「ちょっとゴメン」って出て行って、すぐに帰ってきたんです。
「待たせてゴメン。じゃあ続きを聞こうか。待たせた分は延長して」
とこの時は分からなかったんです。
3日後ぐらいに、共通の知り合いから
「〇〇さんの妹さん、亡くなったんだって。原因不明で」
もしかしてその時って、私と一緒にいた時です。。
なんで言ってくれなかったんですか?そんなに大変な事なのに!
ってその人に向かって言う言葉を、電話で教えてくれた人にポロっと出してしまって。
「だってあの人、時間を大事にしてるから。大谷、わざわざ会いに行ったんでしょ?
その為に時間作ったんでしょ?あの人、時間は人生のかけらやと思ってるし、
こんなに時間を使ってきてくれてるのに、俺で何も気づかせられなくてゴメンな。って思ってるよ?」
26歳には重すぎましたね。笑
この日から時間を意識するようになりました。
できるだけ、自分と会ってくれてる人の時間を無駄にしない様に。
会社で働くと、会いたい人にも会えなかったり、時間が合わなかったりする事も多いです。
「またね」がとても長いさよならになる事もあります。
できるだけ、会うチャンスがあれば色んな人と会います。
1回だけの事が人生を変えたりすることもあります。
欲張りでしょうか。無駄かもしれません。
でも、もしかしたら自分がやりたい事には近くなってると思っています。
最後のパーティに呼んでもらえた事は色んな人にいっぱいありがとうと
言えたのでホントに感謝しています。
これからも出会っていく人を楽しみにしながら生こうと思います!!
久々にイイコト言ったんじゃない?大谷でした。