2021.08.06
これまでのブログでも「国道」の魅力をさんざん押し売りしてきておりましたが、
国道に次ぐ重要な道路は何かご存知でしょうか?
府道?市道?
いえいえ、「主要地方道」という分類があるのです。
ウィキペディア参照⇒主要地方道
つまり、都道府県道や大都市の市道の中で特に重要なものが主要地方道に指定されます。
京都府下では、京都府道1号~97号、京都市道181号~188号が主要地方道に指定されております。
(都府県道(北海道以外)では、主要地方道は1桁・2桁番号が割り当てられています。)
主要地方道たる府道でも、「酷道」同様にいわゆる「腐道」「険道」という厳しい道も実は多々ありますが、
主要地方道京都市道は、全てが交通量の多い重要な道路となっています。
京都市道181号京都環状線、182号蹴上高野線、183号衣笠宇多野線などなど
⇒京都市道
さて、主要地方道京都市道は188号までが指定されていますが、実は過去に計画され、その後事業休止となり、
おそらくもう二度と実現しない幻の主要地方道京都市道があったのです・・!
その名も「主要地方道京都市道大原花背線」
実現されていれば、189号の番号が振りあてられていたでしょう。
ただ、現役の主要地方道京都市道と比べると明らかにルートに遜色があるのは否めません。
現役の主要地方道京都市道は、北大路通、西大路通、四条通、丸太町通、外環状線など交通量・道路規格など文句なく重要な道路であるのに対し、
大原~花背は果たして実現したからといって、どの程度の交通量が見込めたのかはなはだ疑問ではあります。
類似した経路で、国道477号がありますが、大原~百井~花背は、同国道の中で屈指の酷道区間と言われ、
ほとんど交通量がなく、酷道走破目的の人たちばかりが走っている感があります。
【主要地方道京都市道大原花背線計画地】
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