2018.05.11
以前にご紹介させて頂きました衝撃的な国道ニュース。
今世紀最大最後の大事件かと思われたこのニュースでしたが、
なんとなんと、な、な、な、な、なんと!
ついにこの国道までもが、お団子さんになってしまったのです・・!
場所は、京都最強クラスのエリート交差点「堀川五条」を少し西に、
「五条猪熊」交差点のやや西、東向き車線の案内標識です。
さらに、「堀川五条」交差点の歩道橋にも1号・9号だんごが見られます。
「堀川五条」は、国道1号が直角に折れるという珍しい交差点であり、
さらに国道1号と国道9号の分岐点でもあります。
この先、国道1号は大阪・梅田新道にて国道2号に接続し、
その国道2号がはるか遠く、山口県山口市にて国道9号と合流するのです。
おもわず「Mr.Children」の「Tomorrow never knows」
「再び僕らは出会うだろうこの長い旅路のどこかで~♪」を口ずさんでしまいます。
なお、堀川五条交差点における五条通の道なりは国道1号⇔国道9号、
堀川通の道なりは、国道1号⇔京都府道38号京都広河原美山線となります。
いずれも下京区柿本町付近
さて、この件について考察してみましょう。
1桁国道だんごのレアさは、以前の記事で詳しくご説明させて頂きました。
それほどあり得ない、まさに天文学的確率のレアだんごが京都・五条通にまたしても誕生してしまったというのは、
いったいどういうことなのでしょうか・・?!
何か国家的な陰謀でしょうか?
はたまた天災地変の前触れか??
あるいは国道マニアをいろいろな場所に旅させて、ガソリン代や高速道路代など消費を活性化させるのが目的なのでしょうか???
国道9号は、京都府京都市から山口県下関市へ至る一般国道である。
実延長は745.0kmと国道4号、国道1号に次ぎ全国3位の長さを誇り、西日本では最も長い国道である。
国道9号の起点は、京都の烏丸五条交差点(国道1号上、国道9号・24号・367号起点)。
起点から西へ約700m間を国道1号と重複し、その先はひたすら西へ、亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、
兵庫県、鳥取県、島根県を通り、山口県山口市/交通センター前交差点にて国道2号と合流、
山口県下関市/印内交差点まで約50㎞を国道2号と重複、その先国道2号は関門トンネルから北九州市に向かうのに対して、
国道9号は下関市街へ向かい、下関駅西口交差点(国道191号起点)を終点とする。
なお、余談ではあるが、国道191号は本州の最西端を日本海沿いに走る、西日本有数のドライブルートとして知られる。
国道9号は島根県益田市から内陸に入り、山口県山口市に向かうが、益田市から日本海沿いに下関市へ向かうのが国道191号である。
さらに、益田市から先、国道191号は広島県広島市を目指すが、途中島根県と広島県の県境付近は中国地方でも雪の多い地域であり、冬季は道路上にも多量の積雪がある。
下関市街から日本海を眺めるドライブルート、降雪地帯、広島市中心部までを楽しめる国道なのである。
1桁国道の重複区間は、日本全国で以下の4ヵ所があります。
①国道1号・8号・・・滋賀県栗東市~京都市下京区(烏丸五条交差点)
②国道1号・9号・・・京都市下京区(烏丸五条交差点)~京都市下京区(堀川五条交差点)
③国道2号・9号・・・山口県山口市~山口県下関市
④国道4号・6号・・・東京都中央区(日本橋)~東京都中央区(本町3丁目交差点)及び宮城県岩沼市~仙台市宮城野区
これで、①及び②に関してお団子が確認できたことになります。
もしや私が知らないうちに、③と④のお団子も誕生しているやもしれません。
新たな旅が始まります。辻