2019.09.21
先日に、サブスプリクションについて、お話ししました(リンクはこちら)が、もはや、昔からあったようなビジネスモデルとして定着しました。
では、購入という目線と比べるとどうか。あと、個人的な主観も含めて未来や展望をみていきたいと思います。
例えば。
一昔前、といってもほんと数年の話ですが、高級な車に乗っている人は、それを購入できる限られた人だけでした。
高級車に乗ってるということは、社会的ステータスが高い人を指していました。
古い考え?ほんとにそう思います?
高い車を買って、それを維持していけるわけですよ?大卒でも高級車買えますが、「負担」がないわけではないし、多くの犠牲の上で成り立ってる。
無理をしていない人たちは、世間からは「勝ち組」といわれる人たちでした。
ですがどうでしょう。
今は、いわゆる国産の高級車が、サブスプリクションで乗れるわけです。
※CMでもしてるので調べればわかりますが、まぁ月々がとてつもなく高いですけどね
逆に言うと、誰でも高級車にも乗れる時代になったわけです。
あ、ただ、前もって言っておきますが、今回は「ステータス」という点に重視した説明なので、金持ち=高級車ではないです。
あと、例として出しただけで、他の車に当てはめてもらっても大丈夫です。
ま、サブスプリクションのメリットを活かして、就職後すぐにでも高級車(高い車)に乗れちゃうのが現実なわけで、無理をして買うわけでもなく、もはやステータスというイメージすらなくなってきている状況です。
とおっしゃるあなた!
メリットは「手軽に」「月々の費用」で「好きな時に利用できる」わけです。
例のごとく、車で申し訳ないですけど、ちょっと地方に単身赴任で転勤になりました。今まで都会で車が必要なかったけどそこだと車がないと生活できない。
だけど、単身赴任だからいつかは都会に戻る。そうなると車がいらない。
だったら、「レンタカー」「カーシェア」があるけど、手続きがめんどうだし好きな時に使えない。
あ、じゃあ「サブスク」あるじゃん。単身赴任中の間だけそれでいこう。
となるわけです。
※フィクション含みます。異議申し立ては受け付けません笑
これ、かなりのメリットなんです。
頭金も不要。保険料も車検も込みって夢みたい!面倒な計算もなくて、月々いくら支払う!って感じでいいわけで。
家族増えたし車乗り換えたいけど中古はなぁって人ほど便利ですし、なんせ、新車に乗れるわけで。いいことづくし!
って思いますよね?
でも、よく考えてくださいね。
ずっと「借り続ける」わけなんです。もちろん、契約期間が終わるころに一括で買い上げることも可能。でも今までと同じ金額で最新装備付きの新車に乗れるってなると、そっちに流れますよね。
この流れが続くとどうなるか。
どっかで買い上げしない限り、ずっと「支払い続ける」。そしてほぼ「自分の所有物にならない」わけです。
自分のものにならないとどうなるか。
勝手に何かをすることができません。
場合によっては、マフラー交換やホイール交換等はまだしも、許可なしでナビとかも交換できない場合もあります。
それがサブスク期間中ずっとです。
これ、人によってはデメリットなわけで。
こうなると目線が異なるわけです。
・生活に必須なものとしての車
⇒サブスクとしてのメリット大
・趣味やステータスとしての車
⇒買い上げ前提のほうがメリット大
だから、前回のブログで申し上げました。
サブスクがどれだけ拡大していこうと、購入する人も必ず一定数いると。
車で例をあげましたが、服でもご飯でもなんでもそう。
100%サブスクで賄う未来は想像できません。
また、サブスクのみで事業を展開していくと、解約数が増えたときに大幅に利益を落とすリスクもあります。
人が相手で、感情で行動が変わるので、これも大きなリスクです。
ただ、新しいビジネスモデルとして、将来性が高いのも事実です。
実際、不動産でも、全国に拠点を持ち、月額固定でどこでも住み放題(各種条件有)というサブスク型不動産事業もあります。
どんなものでも事業として成り立つのがサブスク。そう考えるとまだまだ新しいことなので、まだ見ぬ未来が、新しい展開が待ってるかも。
私自身もちょっと何か、考えてみようと思います。
本日は、丸毛が担当しました。