2017.12.08
みなさま!神社は好きですか??私はそれなりです!
近年、神社はパワースポットとして、また御朱印巡りなどで多くの観光客が訪れるようになっています。
私は神社に関してあまり知識は無いものの、
それでも一人旅の途上などふと引き寄せられるように詣でることがあります。
神社にはその歴史や系統、祭神など興味深い背景がたくさんありますので、
いずれは神社に関する知識も蓄えたいものです。
さて、日本の地名には”一宮”が多くあるのをご存知でしょうか?
全国各地にあるために、”尾張一宮””三河一宮””上総一宮”などと旧国名を冠して区別されています。
”一宮”とは簡単に言うと、その国で最も社格が高かった神社のこと。
現在は寺院法により、全ての神社は平等とされていますが、
とはいえかつての一宮を訪れると今もなおその格を感じずにいられません。
”二宮””三宮”以下も定められている国もあり、着任した国司が詣でる順番だったそうです。
なお、神戸の三ノ宮は生田神社の八宮の三番目の神社=三宮神社が由来だとのこと。
それでは本日は、京都と近畿地方の一宮をご紹介させて頂きます!
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ):京都府京都市北区
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ):京都府京都市左京区
二社で一社とされる。
通称、上賀茂神社・下鴨神社と呼ばれ世界遺産にも指定されている京都で最も有名な神社の一つ。
京都三大祭りの一つ”葵祭”では、京都御所を出発した一行が下鴨神社を経由して上賀茂神社に向かう。
上賀茂神社・下鴨神社ともにその建造物の多数が国宝と重要文化財に指定されている。
京都最強のパワースポットとして、若い女性にも人気の神社である。
大神神社(おおみわじんじゃ):奈良県桜井市
主祭神は大物主大神 (おおものぬしのおおかみ)。
建造物や工芸品、書籍・典籍が国の重要文化財に指定されている。
枚岡神社(ひらおかじんじゃ):大阪府東大阪市
枚岡梅林はかおり風景100選の一つとされる。
祭神は4柱で、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売御神(ひめみかみ)、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)。
河内国には、二宮として恩智神社がある。
大鳥大社(おおとりたいしゃ):大阪府堺市西区
※正式名称は大鳥神社
一文字の”鳳”の方が地名やJRの駅名には使われている。
祭神は2柱で、日本武尊(やまとたけるのみこと)と大鳥連祖神(おおとりのむらじのおやがみ)。
住吉大社(すみよしたいしゃ):大阪府大阪市住吉区
全国にある住吉神社の総本社。
祭神は4柱、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)。
本殿4棟が国宝に、他13棟が国の重要文化財に指定されている。
”住吉祭”は大阪三大夏祭りとして著名である。
以上、畿内5ヵ国の一宮を紹介させて頂きました。
日本人ならば全て一度は詣でる必要がある神社と言えるでしょう。
なお、旧令制国は全部で68ヵ国。
壱岐や対馬という離島も含まれていますが、
国道制覇と並行し、人生の目標として達成したいものです。
本日は辻が担当しました!