2018.08.18

国道から見る自然災害

大阪府北部地震、7月豪雨、連日の猛暑、台風12号、1時間に100㎜を超える豪雨・・・

まだ8月にもかかわらず、今年は非常に自然災害の多い年になっています。

 

京都は自然災害に強い都市と言われるだけあって、大きな被害は出ていませんが、

日本各地に目を向けると今なお深刻な被害が続いている所もあります。

 

本日は国道から見た自然災害の爪痕をご紹介させて頂きます。

 

国道157号

国道157号は、石川県金沢市から福井県大野市を経由して岐阜県岐阜市に至る一般国道である。

北陸地方と中部地方を最短距離で結ぶ国道であるが、一部区間の整備が進んでおらず、いわゆる”酷道”の代名詞となっている道路である。

 

八ヶ滝キャンプ場付近

 

国道157号

 

住所:岐阜県本巣市根尾板所

この辺りは国道157号でも比較的快走路であるが、早くも「土砂崩れの恐れあり」ということで、県道の方に迂回路がとられておりました。

 

冬季閉鎖ゲート付近

 

国道157号

 

住所:岐阜県本巣市根尾能郷

そして、ここが国道157号で最も有名なスポット「落ちたら死ぬ!!」看板。

酷道の代名詞ともいえる地点です。

公共の看板にもかかわらず、このストレートな表現・・・生半可な気持ちでは進むべきでない道なのです。

 

国道157号

 

そして、冬季閉鎖ゲートは閉じていました。

岐阜県「道の情報」によると、2018年7月19日から、復旧未定で全面通行止めになっています。

 

国道156号

岐阜県内、国道156号も高山市荘川町中野~大野郡白川村牧で全面通行止め、

高山市荘川町牧戸~高山市荘川町野々俣で片側交互通行となっています。

これはいずれも平成30年7月豪雨の影響です。

 

国道305号(国道365号重複)通称:越前海岸

 

国道305号

 

国道305号では土砂崩れで道路が完全に寸断されています。

このため、福井市居倉~福井市赤坂で車両が通り抜けられない状態になっています。

 

国道305号

 

国道305号

 

国道305号

 

凄まじいの一言です。

電柱が折れ、電線が地面に垂れてしまっています。落石防止の柵も完全に破壊されていました。

これも平成30年7月豪雨の被害です。

 

災害の恐ろしさを実感

このような災害を目の当たりにすると、自身が巻き込まれたらひとたまりもないであろうことが実感できます。

近年は自然災害の規模が大きくなっているように感じますが、同時に気象予報の性能が格段に上がっています。

 

気象予報などは真剣に受け止め、必要な時にはすぐ避難するなど的確な対応に努めていかなければなりません。

 

本日は辻が担当しました。

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