2017.09.03
京都人であれば己の好きな市道を2つ3つは持つべきである。
かくゆう私も、左京区民とは言え歴とした京都人であるから当然好みの市道というものがある。
京都市道187号も好きだし、186号なんてのも絶品である。
183号には魅力があふれ、181号の存在感たるや筆舌で語れるべきものであろうか・・。
などと言っていると結局すべての市道が好きなのか、と鋭いツッコミをもらいそうだが・・(笑)
以前の記事で京都府道について説明させて頂いた。
京都府道では、
143号四ノ宮四ツ塚線
40号下鴨静原大原線
32号下鴨京都停車場線
37号二条停車場東山三条線
38号京都広河原美山線
などが京都市内道路交通において重要な役割をもつという内容であった。
このうち、32号、37号、38号、40号など2桁以下の番号の路線は”主要地方道”に指定されている。
主要地方道とは、高速自動車国道や一般国道と一体となって広域交通を担う幹線道路として位置付けられており、整備や維持管理に要する費用の50 %までを国が補助することができる。路線は1993年(平成5年)に建設省(現・国土交通省)の告示で指定されている。
広域交通を担うという位置付けから、2つ以上の自治体を経由するもの、あるいは全区間が単一の自治体に含まれるものでも起点・終点の少なくとも一方が駅(停車場)・インターチェンジ・港湾・空港となっているものがほとんどである。ただし指定後に沿線の自治体が合併したために上記のような性格を持たないものもある。
なお、都道府県道や市道は地方自治体が随時認定し、主要地方道は国土交通省(旧建設省)が数年おきに指定することになるため、都道府県道・市道として認定される区間と主要地方道として指定される区間は必ずしも一致せず、都道府県道や市道の路線名と主要地方道の路線名も一致しない場合もある。(ウィキペディアより)
つまり”主要地方道”とは、国道ではないが、地域において非常に重要な道路と言え、
京都府下においては府道1号から97号と、8路線の市道が指定されている。
いわば、市道の中のトップエリートと言えるのが、京都市道181号から188号までの8路線である。
次回は各市道の交通量を比較しながら8本の重要な市道を解説していこうと思う。