2016.08.10
こんばんは!大陽リアルティの辻です。
本日の京都の最高気温は34.7℃でした。
意外と涼しかったんだね・・と思ってしまうところが恐ろしい・・(‘Д’)
ちなみに私は最高気温を調べることが割と好きでして、ここのところずっと気象庁のページを
立ち上げてチェックしております(^^♪
「五山の送り火」は、祇園祭、葵祭、時代祭と並ぶ京都を代表する伝統行事です。
起源には諸説あり、平安時代から、江戸時代からなど1000年近い隔たりがありますが、公式な記録は残っていません。
現在では、お盆に帰ってきた死者の霊をあの世へ送り届ける行事とされています。
また、以前には「五山」以外の山にも点火されていたそうです。
京都の山々に無数に赤く火の文字が映える様を想像してみてください・・
8月16日はしめやかにそして激しく死者の霊を送る日だったのでしょうね。
五山の中で最も有名なのがこの「大」の字でしょう。
京都の観光マップなどにも必ずと言っていいほど表記されています。
住所は「京都市左京区浄土寺」。京都大学や吉田神社、銀閣寺のある方面で、
その辺りに近づくと突如として驚くべき大きさの「大」の字が現れます。
京都市内中心部の方ならば、一度は学校行事などで登山されたこともあると思います。
所在地は、京都市左京区松ヶ崎西山。
北山通りに大きく迫った山です。
地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」で下車して、北の方角を見るとこれまた巨大な「妙」「法」の字が現れて驚きます。
京都の都市計画はいつからされているのでしょうか。
この「妙」の字や「法」の字は、出町柳や東大路通、川端通など離れた場所から真正面に見えることもあり、
大規模な都市計画がはるか昔に行われたことが分かります。
所在地は、京都市左京区松ヶ崎東山。
「妙」と「法」の双子山です。妙は左にあるので、そのまま「西山」。法は右にあるので「東山」なんですね。
所在地は、京都市北区大北山鏡石町。
金閣寺の裏山辺りです。
こちらの「大」の字も西大路通や北大路通のはるか遠くから一直線上に見えます。
京都市北区西賀茂にあります。
こちらは漢字ではなく、船の絵なんですね。
京都市北部なので標高は高いですが、周囲の平地との距離は近く、まさに目の前に見える感じです。
所在地は京都市右京区嵯峨鳥居本一華表町。
京都市西部の嵐山周辺にあり、他の四山とは距離があります。
東西の通りでいうと、丸太町通の西の端ぐらいになります。
(なお、「大文字」は今出川、「妙」「法」は北山、「左大文字」は北大路、舟形は北山よりさらに北です。)
そのため、京都市内において四山は見えるが「鳥居」だけが見えない場所が多くあります。
逆に五山全てが見えるスポットは大変レアですので、ぜひ皆さまお探しくださいね!
ちなみに不動産会社の特権で四条通付近の高層マンションからは五山全てが見れることがあります。
現在では観光の観点もあって、五山の点火時間が決められています。
大文字:午後8時
妙・法:8時5分
舟形:8時10分
左大文字:8時15分
鳥居形:8時20分
大文字から始まり、反時計回りに5分おきに点火されていきます。
ただし、この点火を車などで順に回るのは大変危険ですので避けてくださいね。
五山は京都盆地を囲む山々に点在するので、
五山全てを見える場所=五山から離れた場所
となってしまいます。
私がお勧めするのは、山に近く数種類が見れるところです。
①鴨川デルタ・・・「加茂川」と「高野川」が合流し「鴨川」になる三角地帯です。
ここはあまりにも有名なので、人の数も半端ではないです。。(>_<)
②船岡山・・・北大路大宮辺りにある小高い丘です。ここは車でないと行きにくいため、
割と空いていてゆっくり鑑賞できると思います。
③宝が池自動車教習所・・・確か五山の送り火の日は一般開放しているはずです。
本当に目の前に「妙」の字があるのでびっくりですよ!
④吉田山・・・京都大学から少し東に行ったところ。吉田神社がある小高い丘です。
私自身は行ったことがないのですが、おそらく「大」の字が目の前に、他の三山が見渡せる景色だと想像します。
⑤京都駅ビル・・・実は京都駅からは五山全てが見えるのです。が、京都駅は五山から見るとかなり南の方なので、
文字が小さく、感動はすくないかもしれませんね(>_<) それぐらい五山全てを見るのは難しいのです。
明日からお盆休みという方も多いのではないでしょうか。
明日11日が「山の日」という祝日になったので、金曜日・土曜日も含めて6連休なんて方も。
弊社も明日から16日までお休みを頂きます。
ただ携帯電話は繋がりますので、じゃんじゃんお電話お待ちしております♪