2015.12.09
皆様こんにちわ!大谷です。
先日、ご縁がありまして柊家旅館さんへお伺いする事がありました。
海外のお客様はもちろん、他府県からのお客様が多いので、よく噂は聞いていたのですが
中々、京都に住んでると泊る機会もなく、訪れる機会もなく。な感じで。
良いところなんだろうな~という具合で終わってました。
あるお客様の付き添いで、柊家旅館に伺う事になりまして、入口を入ると。
あら、素晴らしい!!
なんて風情がある玄関。
フロントの案内の方が出てきて。
ペラペラと流暢な英語を話すじゃありませんか!!(@_@;)!
素晴らしい!
一緒にいたお客様。海外の方でしたので、色々と興味深くお話しておりました。
設えも調度品も素晴らしく。。。。
フロントのそばにある待合室?ではお抹茶をいただきながら。
扉を開けた途端にお客様がビックリされて!!
「この家具。どちらから手に入れましたか?」と。
見た感じ、李朝あたりの椅子なんですが。
「実は頂き物でして」と。
女将も英語が素晴らしい。(@_@;)!!
ココは皆さんが英語を話せるのかしら!!
たまたまお客様も同じ椅子を持ってるらしく、お話は盛り上がって調度品のお話へ。
この旅館の歴史のお話からお部屋や経営のお話まで。
全てが英語で行われるという。。。。(ー_ー)!!
見てください!この素晴らしい眺め。
まさか街中にあると思えない!!
ほとんどのお部屋からお庭が見えます。
そして。昔は共同のお風呂しかなかったのが、今は一部屋一部屋にお風呂を設置しているので
井戸をくみ上げてお風呂に供給するのが大変なんだとか!!
毎日お風呂を洗って、乾かして、お客様がお部屋に着くころに湯船がはってある状態にするんですって!!??
スゴスギル!!!(*_*)
檜??か分からないですが、懐かしいにおいです。
田舎の実家に帰ったみたいな落ち着きの空間は旅行者には何とも言えない贅沢な時間だと思います!
一室一室にお化粧台がありまして、女性には嬉しい気配りです。
スタンダードなお部屋からVIPルームまで見せていただきましたが、気遣いが素晴らしく、
さすが。京都で指折りの旅館ですねという感じ。
「新館」というのは元々あったそうなのですが、あまり稼動させておらず、リニューアルして約8年前ごろから
徐々に動き始めたそうです。
しかも。設計をしたのが建築家 道田淳氏。
どこのお部屋からもできる限りお庭や自然が見える様にデザインされていて、
日本人ところか海外の方の心をがっちりつかんでいます。
実は新館には1室だけ洋室のベッドのお部屋があります。
海外の方の為ですか?と聞いたら、
いえいえ、足腰が悪くお布団での寝起きが大変な方にも宿泊いただけるようにと。
なるほど。
そして、このお部屋を出た向いには喫煙室があります。
というのが、このお部屋の壁紙、和紙で仕上げをしてありまして、
煙草で色がくすまないようにとの事。
煙草部屋はまるでお茶室でしたけど!!(゜_゜>)
京都に住んでいるのにこんなに素晴らしい処に目を向ける機会が少なく
意外に外からやってくる方達の方が京都を知っているのかもしれません。
せっかく街作りのお仕事をしていますし
これからももう少し京都の良い処を覚えて増やしていきたいと思います!
本日は、また旅行にいきたい大谷でした☆