2020.11.07
世間ではいまだ新型コロナウィルスの影響が多大にあり、京都も観光客が例年に比べて非常に少なく感じます。
ただ、コロナとの共存するための行動指針も出たことで、近隣への観光ニーズは高まっているようで、
さすがにここ数年のインバウンド需要に比べてしまうとだめですが、それなりに人手が戻ってきている感じはしております。
9月以降、何かと動きが出てきました。
そのきっかけはやっぱり4連休があったことでしょうか。
今までたまりにたまった外出欲が一気に爆発して、京都へ来られる観光客の方も多数見受けられました。
高速道路は永遠と続く渋滞。
ホテルは大盛況。
これがこのまま続けばよかったのですが、、、ね。。。
さて、今は観光シーズン中なんです!思ったより人が少なくてもそうなんです(笑)
京都はこれからが紅葉のシーズン。外を歩くのであれば、そこまで大層なコロナ対策も必要ないですし、
お散歩がてら、京都の町や観光地をぶらぶらするのもいいですよ!
東西南北観光地があるので、お好きなところへどうぞ!
朝晩の冷え込みは厳しくなってきているので、お気を付けください!
さてしれっと京都のプチ情報を挟んだところで。
これからの京都はどうなっていくのか、考察していきます。
全国的に商業地の空室が広がっているようで、銀座等も不透明だと聞きました。
また、オフィスビルも東京は供給過多の影響もあり、空室率が増加中。
と、不動産業界もいい話を聞かないのですが、京都のほうの予測はというと。
正直、もともと供給が少なく、高水準で推移していた影響で、思っていたより空室が出ていない状況です。
リーマンショックほどダメージが高くないと予想しています。
エリアでは、一番ダメージを受けそうなのは京都駅前界隈。
やはり大手企業が多く、いまだにテレワークが続いている状況を鑑みると、
オフィス面積の減少や大阪との統廃合等が進むことが予想されます。
四条烏丸に関しては、もともと地元企業が多いことやテレワークもそこまで広がっていない環境から、
今のところ横ばい。
賃料も比較的高値で推移が続いている状況です。
懸念点として、京都市役所が完成し、万が一御池通りに散らばってる役所関係の事務所が一斉に退去となると、
市場悪化の懸念はあります。
店舗系は、全国的に大手企業の撤退が目立ちました。
いわゆる団体を囲む大型店が、コロナ禍の影響で団体をとれず、ダメージが大きかったようです。
今はそこの業態変更等を視野にいれ各企業が動いている状況。
ただ、その中で、「焼肉店」をはじめとする肉系や「韓国料理店」の出店が続いています。
特に若い女性をターゲットにしたお店ですね。
「インスタ映えする」というキーワードが今も続いており、むしろコロナ以前より売り上げを上げているお店もあります。
突然襲ったコロナという脅威に対し、生き残るためにいろいろ策を講じ、
テイクアウトや宅配、業態変更等も強いられ、非常に苦しい飲食業界ですが、
光明が見えたといったところでしょうか。
なお、小ぶりな店舗は、補助金などもあり思ったより閉店はしておらず、
また、小ぶり店舗が募集したとたん何件も申し込みが入るという状況ですので、
個人店や小さい店舗ほど頑張っているイメージですね。
物販店は、正直厳しいですね。そこで買うという流れがなくなり、オンラインが主要になってしまったためです。
ただ、これもお店をショールーム化することで、店舗の活用を見出しているところもあるので、
また新しい動きがありそうですね。
美容業界は順調そのものだそうです。一時的なダメージはあったものの、そこまでの落ち込みがないようです。
大手個人問わず、まだまだ出店していく話も伺っております。
京都の中心地である四条河原町。
正直、空きが結構出てきております(公開できない情報もあるので興味のある方は直接お問い合わせください!)。
ただ、どれも一時的なもので、東京ほどダメージは少ないと思います。
今年は我慢の年になってしまいましたが、
来年、観光客も戻ってきて、賑わいが戻れば、京都もますます発展していくことでしょう。
ぜひそのお手伝いがしたいですね。
本日は、丸毛(まるも)が担当しました!