2020.08.07
京都屈指の観光地、清水寺。
かつては日本人の観光地として、老若男女、修学旅行生がごった返す場所でした。
その時期、京都には明らかに観光シーズンのオンとオフがあり、春・秋の繁忙期と夏・冬の閑散期では町の雰囲気も大きく違っていました。
そして、ここ10年ほどにインバウンドが到来。
清水寺、嵐山など京都有数の観光地は外国人で埋め尽くされます。
観光地だけではなく、四条などの繁華街、京都駅、果てはゲストハウスが進出してきた住宅街まで、京都は年中通して外国人であふれ返ります。
四条通を歩くと、10人中9人までが外国人ということも普通に。
京都の産業の多くは、このインバウンド需要に助けられ、観光業・宿泊業・飲食業などで大いに売り上げを伸ばしましたが、
同時に観光公害が発生し、祇園町南側などでは写真を規制する条例も出来ました。
電車・バスや商店街などでは複数国語のアナウンスが流れ、トイレの仕方が懇切丁寧に示されるようになりました。
そして、2020年。
まだ途上ではありますが、完全に観光バブルは崩壊しました。
これからは日本人をベースとした立て直しが必須でしょう。
当然、今後数年が経てば、外国人が多少なりとも戻ってくるだろうとは思いますが、
京都としては、まずは地元・関西圏・関東圏・日本国内を見据えた産業改革が必要なのではないでしょうか。
さて、前置きが長くなりましたが、清水寺周辺の現況をお伝えしたいと思います。
8月6日(木)、真夏・平日の昼間です。
清水寺に至る参道は、山門から見ると徐々に分岐していきます。
山門⇒清水坂⇒三年坂⇒二年坂⇒一年坂、ねねの道
⇒八坂通⇒東大路通
⇒清水坂(松原通)⇒東大路通
⇒五条坂⇒東大路通
⇒茶わん坂⇒五条坂⇒東大路通
元来、最もポピュラーな参道は、「清水坂⇒三年坂⇒二年坂⇒一年坂、ねねの道」だったところ、
店舗の分散などもあり、他の坂にも人通りが増えていきました。
ただ、今のように人が減ってしまうと、メインの通りでも快適に歩けるため、五条坂などは最も割を食うことになってしまいます。
五条坂入口の「レンタルきもの岡本」休業中。
同じく入口の東大路通沿い。
飲食店2件が休業中。
その並び4軒目は当社にてテナント募集中です!
https://tenant-plus.com/detail/office5922.html
この物件、前テナントは残念ながら退去されてしまいましたが、逆にこんなタイミングで無いと出てこないような物件でもあります。
ぜひこのチャンスに名乗りを上げて頂きたいお勧め物件です。
五条坂を見上げると、人も車も数えるほど。
ピンチがチャンスです!!
坂の中盤、茶わん坂との分岐付近でもテナント募集させて頂いております。
https://tenant-plus.com/detail/office6151.html
こちらはレンタル着物店が10年近く営業されていました。
この店舗を足掛かりに店舗数を広げましたが、今回の事態で別店舗に集約されます。
前面スペースも利用可能なので、使い勝手の良い物件です。
ホテルの1階に入ったスギ薬局も閉店してしまいました。
茶わん坂を過ぎ、観光駐車場手前。
何軒かのレンタル着物店は営業しています。
五条坂を登り切った、観光駐車場横。
普段なら、観光客とタクシーでごった返している場所です。
更に坂を上り、清水寺まで、三年坂・二年坂・八坂通・ねねの道もレポートいたします。
京都がんばれ!!