2020.06.06
5月中に緊急事態宣言が解除され、京都の街にもようやく人の往来が見られるようになりました。
とはいえ、東京や北九州市では第2派の予兆とされる感染が広まっており、
まだまだ完全な回復までは行かないようです。
今までにいろいろと質問や感じたことをまとめました。
京都の場合、顕著に新京極・寺町商店街の閉店が目立ってきました。
観光地はまだ完全回復まで行きませんが、そこでもだいぶ動きはありそうです。
今後数か月は、厳しい状況が続くかもしれませんね。
今はまだ様子見というところでしょうか。
「下がった」と感じるようなことはありません。
近い将来、観光客が戻ってくるとふんで、賃料設定を変えないこともありますが、
もともとが地価の上昇も影響しているので、簡単には値下げできないのもあると思います。
そこらへんは、将来のどの地点を着地点として、どううまく交渉するかかなと思っています。
確実とは言えませんが、増えてくると思います。
今までは、自分で改装して若しくは会社のブランドイメージのため、統一した内装にして、お店を運営することが多かったですが、今回のコロナ騒動を受け、店舗への投資額を少なくする傾向が見られます。
これは、個人・企業問わずです。
投資はしないが新店舗開拓はしていく。
そういう新しい流れができているのかもしれません。
実際に、居抜き(人によって居抜きの度合いは違いますが)での退去も増えているように感じます。
また、これまで以上に、内装・什器備品売買も増えるのではないでしょうか。
まだまだ感じることはありますが、店舗に限らず、オフィス運用の流れも、テレワークの有効性が認められ、まさに節目を迎えていると思います。
そういう意味では、今年はテナント仲介において変換機とも言えます。
お互いに、助け合って、共有して、
この危機を乗り越え、
未来ある京都の街を作っていきましょう。
本日は、丸毛が担当しました。