2018.12.01
京都にはたくさんの商店街があるのをご存知でしょうか?
有名なところでは、錦市場商店街、寺町商店街、出町商店街、三条会商店街などなど・・
こういった商店街はアーケードがあって、いかにも「商店街」という雰囲気ですが、
他にも、河原町グリーン商店街振興組合(河原町通の四条通から五条通まで)や七条商店街振興組合(七条通の烏丸通から堀川通まで)など一見すると商店街と分からない場所もあります。
そして、京都市内にはなんと!
158もの商店街があります!
商店街に加入している地域では、
「商店街費」や「アーケード費」といった毎月の協賛金があり、
しかも月額数万円もする場合もあるので、テナントでは注意が必要な部分です。
しかし、その分、商店街全体のプロモーション活動や京都市からの補助制度など数々の利点もあります。
本日は、そんな京都市内の商店街をご紹介させて頂きたいと思います。
中京区は商業地域が多いためか、最も多く商店街があります。
その数なんと27ヵ所!
普段歩いている通りが実は商店街だった、なんてこともありそうですね。
まず最初は中京区の南西の端に位置する「天神御旅商店街」からご紹介させて頂きます。
妙心寺道の西大路通から馬代通まで、およそ400mの商店街です。
名前の由来になっている「北野天満宮御旅所」が商店街の中央付近にあります。
地域の生活に密着した昔ながらの商店街です。
西ノ京円町の交差点を中心に四方に広がる商店街。
円町⇒えんたうん⇒えんえんたうん
響きがかわいい商店街名ですね。
JR円町駅と西大路通・丸太町通のバス交通で、市内北西部への交通拠点となっています。
丸太町通の千本通から七本松通までの商店街。
この辺りは、平安京の大極殿があった場所で、平安宮遺跡が多数出土しています。
太子道の千本通から御前通、及び七本松通を中心とした商店街。
「二条通」は二条城により西側は分断されていますが、商店街の名前に使われています。
JR二条駅や旧二条通など「二条」の名称は好んで使われるようです。
御池通の堀川通から千本通まで。
二条城の南側、JR二条駅の東側です。
中心部には二条城よりもはるかに歴史が古い、神泉苑があります。
三条通には多数の商店街があり、堀川通から千本通の間は三条会商店街と呼ばれます。
約800mのアーケードは長さ日本一とされており、キャッチコピーは「365日晴れの街」。
「ミートショップヒロ」「カフェサラサ」など有名店があります。
三条会商店街から東に、堀川通から新町通までは三専会という商店街です。
その歴史は大正時代に遡り、JR二条駅の乗降客を相手に商売をする店が集まったのが発祥とのことです。
河原町通も多くの商店街で構成されており、丸太町通から御池通までが河原町御所表繁栄会です。
京都市役所周辺には幕末の観光スポットがあります。
二条通の河原町通から寺町通という約125mの短い商店街。
自称「世界一ちっちゃな商店街」とのこと。
短いながらもお店やビルがぎっしり並んでいて、名店が多数あります。
寺町通の丸太町通から二条通は「寺町会」という商店街です。
ちなみに寺町通は丸太町通から四条通まで4つの商店街で構成されています。
ギャラリーや古美術商が多く集まり、落ち着いた雰囲気の商店街です。
本日は辻が担当しました!続編をご期待くださいませ!