2017.12.26
もうすぐ2017年が終わり、2018年が始まります。
今年の漢字は「北」、
流行語は「忖度」、
今年の一皿は「鶏むね肉料理」。
紅白歌合戦には、特別出演歌手として安室奈美恵さんと桑田佳祐さんが出場されます。
また「逃げ恥」が12月31日と1月1日で全話一挙に放送されます。
皆様にとって今年はどんな一年だったでしょうか・・
私にとっては、大病も無く、美味しくご飯が食べられて、
仕事では皆様の暖かなご指導を頂けた、大変幸せな一年でした。
来年も良い年になるように頑張ります!
除夜の鐘(じょやのかね)は、日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つ。12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を撞(つ)くことである。除夜の鐘は多くの寺で108回撞かれる。(ウィキペディアより)
108という数は、煩悩の数という説が有名だが、1年間を表す数字を足したものという説もある。
煩悩説:六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)に好・悪・平の3類があり、それぞれに浄・染の2類があり、前世・今世・来世の3類で、
これらを掛け合わせると、6×3×2×3=108となります。
なお、108は素因数分解すると、2の2乗×3の3乗と相当奇麗な数になるので、他にも説があるのかもしれません。
1年間の数字:12月、24節気、72候の数字部分を足すと、12+24+72=108
京都で除夜の鐘が有名なお寺といえば、まずは東山の「知恩院」でしょう。
高さ3.3メートル、直径2.8メートル、重さ約70トンもの大鐘を17人の僧侶が独特の掛け声に合わせて打ち鳴らします。
知恩院の大鐘は、京都方広寺、奈良東大寺の鐘と並んで日本三大梵鐘の1つとされています。
ただし、知恩院の除夜の鐘は見学のみで一般の人は撞くことができません。
京都で除夜の鐘が撞けるお寺は・・
108回にこだわらず、希望者全てが何回でも撞けるお寺もあります。
何回でも、といってもおそらくせいぜい午前1時ぐらいまででしょうが・・
左京区:浄蓮華院、勝林院、鞍馬寺、法然院
東山区:青蓮院
山科区:毘沙門堂
上京区:相国寺
右京区:大覚寺、ニ尊院
伏見区:瑞光寺
大原の勝林院は地元の子どもたちも、大晦日の夜だけ特別に夜更かしさせてもらって、鐘を撞かせてもらえます。
先着となると当然順番待ちの行列ができてしまいそうですね。
全盛期の朝のパチンコ屋やスーパーの目玉商品狙い客を連想させます。
左京区:真如堂、金戒光明寺
東山区:建仁寺、高台寺、東福寺
上京区:妙蓮寺、報恩寺
中京区:誓願寺、壬生寺
右京区:常寂光寺、天龍寺
伏見区:宝塔寺、醍醐寺、萬福寺
大晦日午後10時ぐらいから並びましょう。
整理券となるとますますパチンコ屋を連想してしまします。
大津市:比叡山延暦寺22:00~
東山区:長楽寺9:00~、方広寺22:00~
左京区:知恩寺22:30~、光明寺22:00~
右京区:常寂光寺22:00~
乙訓郡:宝積寺23:00~
中京区:誓願寺23:00~
ただ、整理券方式の方が並ぶ人たちや近隣対策には良いと思います。
予約制であれば、当日はゆっくりと準備が出来ますね。
東山区:清水寺12/25~
左京区:南禅寺12/1~
京都の方、年越しを京都で過ごされる方。
除夜の鐘を撞いたことが無い方は、この機会にぜひいかがでしょうか?
きっと晴れやかな気持ちで新年を迎えられることと思います!
本日は辻が担当しました!
画像:総本山知恩院